白高生の生活を紹介
広報しろいしの表紙に
広報しろいし2022年3月号の表紙に,白石高校の生徒たちが採用されました。
彼女たちは,課題研究で「白石のみんなで使える “共通ハッシュタグ” 」を研究してきた生徒たちです。
ハッシュタグとは?
インスタやツイッターなどで,「#」記号のついた言葉を見たことはありませんか?
これが「ハッシュタグ」です。
「ハッシュ」とは「#」マークのこと。「#」のついた「タグ(キーワード)」で「ハッシュタグ」と言います。
「ハッシュタグ」は,インスタやツイッターなどのSNSで使われているものです。
SNSで文章や記事を投稿するときには,自由にキーワードを付けることができます。このキーワードが「ハッシュタグ」です。
自分の記事にこのハッシュタグをつけておくと,同じハッシュタグの付いた記事を瞬時に検索したり,同じハッシュタグを使っているユーザーとつながったりすることができます。
共通するハッシュタグで白石を活性化!
彼女たちは,このハッシュタグを使って白石を活性化させようと考えました。
まずは,白石のみんなが共通して使えるハッシュタグを提案しよう。
最初は自分たちがそのハッシュタグを付けて,白石のいいところをたくさん投稿しよう。
次に,白石市役所や地元企業の人たちにも呼びかけ,共通するハッシュタグを付けて白石のすてきなところを投稿してもらおう。
そうやって活動していけば,次第に街の人や観光客の方々が,白石のいいところを検索するのにこの共通ハッシュタグを使ってくれるんじゃないかな。
さらには,街の人・観光に来た人たちも同じハッシュタグを使ってくれて,一緒に白石を盛り上げてくれるはず!
共通ハッシュタグを使えば白石を活性化できる!!
そんな想いを込めて,彼女たちは活動しています。
山田市長へのプレゼン実行!
実は,2022年1月19日,彼女たちは白石市の山田市長に自分たちの活動を紹介し,「共通ハッシュタグを使って一緒に白石を盛り上げていきましょう!」と提案してきました。
市長からは「ぜひ使いましょう!」とお言葉をいただきました。実際,市長や市役所職員のみなさんがすぐに共通ハッシュタグを付けた投稿をしてくださいました。
市長,市役所のみなさま,ありがとうございます!
彼女たちが提案した共通ハッシュタグ,それは......
彼女たちが,「白石に関わる人たちみんなで使いたい!」という想いを込めて提案した共通ハッシュタグ,それが......
「#いいね白石」
です。
シンプルすぎるくらいシンプル!
しかし,そのシンプルさが選定のポイントとなったそうです。
彼女たちの考えた選定ポイントは,「シンプル」「使いやすい」「ポジティブ」の3点。
シンプルだからこそ誰もが使いやすいと考えました。
みなさんと一緒に使っていきたい!
「#いいね白石」が付いたインスタの投稿は,2022年3月1日現在で384件。
これからもどんどん増えていくでしょう。
白石に関わるみなさん,ぜひ「#いいね白石」を使って白高生と一緒に白石を盛り上げていきましょう!
書道部,東北北海道大会に出場
「第1回全国高校書道パフォーマンスグランプリ」の東北北海道大会が2021年12月18日、利府町のショッピングセンターで開催されました。
(写真提供:全国高校書道パフォーマンスグランプリ事務局)
南東北予選を通過した白石高校も出場し,力強い演技を披露しました。
(写真提供:全国高校書道パフォーマンスグランプリ事務局)
なお,河北新報には,部長である佐藤由佳さんの力強く,華麗な姿も掲載されていました。下記のリンクをご覧ください。
今後とも書道部の応援,よろしくお願いします!
予餞会
2月28日(月)3,4校時目に予餞会が行われました。
感染症予防の観点から1,2年次は教室でリモート視聴,3年次と代表生徒がアリーナという形で予餞会を行いました。各部活動から3年次の先輩方に向けて,メッセージ動画による感謝の言葉が贈られました。全ての動画で先輩達への「愛」が感じられる素晴らしいメッセージ動画となっていました。そのあと,前生徒会長挨拶,応援団長によるエールの交換も行われました。
---以下,3年次の先輩方へのメッセージ動画の一部になります。---
課題研究 ツーリズムゼミ 「きちみ製麺ラベルデザイン」
課題研究で、地域創生について調査・研究しているツーリズムゼミ3班(1,2年次6名)の生徒が、白石市の老舗製麺所「きちみ製麺」の看板商品「麻の葉文様柄ラベル白石温麺」のラベルをデザインしました。きちみ製麺様のHPで下記のように紹介され、オンラインショップにて販売もしております。
自分たちが、考案したデザインが商品化されたことで、生徒達も研究の成果を実感し、喜んでいました。
白石温麺のふるさと、宮城県白石市にある公立高校・白石高等学校の授業の一環で、「白石温麺のメーカーに、新たなデザインを考案・提案し、その販売状況を調査したい」という有志グループ女子高校生6名による巻紙デザイン。これまでのきちみ製麺の巻紙にはない洗練された、かつ落ち着きのある麻の葉文様基調のデザインとなりました。ベースになる麺は、きちみ製麺の看板商品「つりがね白石温麺」を採用。テストマーケティングの意味合いもあり、総数300袋限定の“レア”白石温麺となります♪
「麻の葉文様(麻の葉繋ぎ)」には、“健康”や“成長”の願いが込められています。
(きちみ製麺HPサイトより)
課題研究 全体発表会
1月24日(月)に本校各教室にて、1,2年次合同の課題研究全体発表会が行われました。
当日の日程は以下の通りです。
1,2時間目 会場準備,発表リハーサル
3~6時間目 発表
7時間目 振り返りワーク、講師講評
東北大学等の大学の先生方、東北財務局、中小企業家同友会、白石市、地域町おこし協力隊から多数の方々を講師としてお招きし,ご指導頂きました。講師の先生方は、10月に行われた「課題研究中間発表会」にお越しいただいた方もおられ、前回と比較してどのように研究が深化したのかも見ていただいきました。リモートで参加された講師の方からも、多くの貴重なアドバイスをいただきました。
上記第分科会のように、様々なジャンルの研究班が教室に集まり、それぞれの班が発表、視聴しました。このような分科会が16教室で同時展開され、講師の方々にも視聴いただきました。
1,2年生が合同で発表する形式となり今年で4年目となりました。また、研究の内容についてもSDGsという国連が定める17の目標に基づき、地域活性化を目指して白石に密着したものから広くは世界のためになるものまで様々な研究を行ってきました。
発表の際は、最初こそ緊張している班が多く見受けられましたが、だんだんと慣れてくると身体も大きく使ってプレゼンをするようになっていました。見学している生徒たちも真剣に聴いていて、発表が終わったら積極的に質問をしている生徒もいました。
来年度の課題研究では現在の形で5年目を迎えることになります。より充実した研究発表ができるよう、さらなるパワーアップを期待しています。まだまだ課題研究は終わりませんが、この全体発表で一区切りとなります。1,2年生のみなさん本当にお疲れ様でした。また、講評を頂いた講師の皆様、本当にありがとうございました。
1・2年次 課題研究 ゼミ毎発表会
1月11日(火)午後,1・2年生の「M&Tタイム」課題研究ゼミ毎発表会がありました。
1・2年生全員約560名が下記のように3群16ゼミに分かれ,地域や県,世界の諸問題に関するフィールドワーク,調査,実験など課題研究に取り組んできました。今回は全体発表の事前発表会として各班約10分間, iPadを片手に各教室のプロジェクターにGoogleスライドを投影しての発表・質疑応答が行われました。
各ゼミの発表において、各班スライド、プレゼンテーションの様子、評価用紙等により、ゼミ内での優秀班が選ばれました。その後、先生方の審議により各群の代表にふさわしい班が選ばれ、校長室にて授賞式を行いました。群代表のテーマは以下の通りです。おめでとうございます。
<I群代表> 〇アグリゼミ3班 「お肉から世界をちょっと良くする」
<II群代表> 〇持続可能な経済と生産・消費ゼミ1班 「太陽光発電の可能性」
<III群代表> 〇巨大災害とインフラゼミ1班 「白石断層の活動状況~坂道の高度差を計測して~」
〇省エネ・循環型社会ゼミ2班 「河川の水質調査~水質を維持する大切さを世界に伝える~」
エイサー発表会(1年次)
本校では体育科と音楽科が合同で、1年生を対象にエイサー(沖縄の伝統芸能)の授業を実施しています。10月から「ゆいまーる宮城エイサーの会」の武田夏子先生にご指導していただきました。全クラス一同に会しての発表会を開催する予定でしたが、発表当日、悪天候による臨時休校になったため、後日、3回に分けて体育の授業時に発表することになりました。12/21(火)は、3・4校時に1年3・4・7組、6・7校時に1年5・6組の発表がありました。
頭にサージ(モス布)を巻き、数人がウフデークー(大太鼓)、残り全員がパーランクー (片張り小太鼓)をもって踊り、それを別のクラスの「音楽」授業の選択者が歌と三線などで伴奏するという内容です。
全体発表会の形はとれませんでしたが、クラスごとに踊りのフォーメーションや入退場の仕方、決めポーズなど、オリジナリティー溢れる演技表現は見ているものを感動させてくれました。この授業を通して培った異文化理解、クラスの団結力を今後の学校生活でも活かして欲しいと思います。
【課題研究】白石ホワイトクリスマスマーケット出店!
12月10日(金)~12日(日)、白石市すまiる広場(すまいるひろば)にて開催されたホワイトクリスマスマーケットに、本校課題研究Ⅲ群(自然科学群)循環型社会ゼミ4班・7班が研究を兼ねて出店しました。
こちらの班は、課題研究においてプラスチックゴミ問題に興味を持ち、昨年度の秋から河川や海岸のごみを調査して来ました。
今回は、ササフェスにてお世話になった白石市役所の竹田様よりご提案いただき、ポスターの展示とプラスチックごみを封入したアクセサリーの販売、ごみ問題についての周知啓発活動を行いました。
生徒たちは、河川上流から流れてきたごみを亘理町の皆さんが清掃してくださっていること、農業に由来するゴミが非常に多く流れ着いていること、砂に紛れて見つけられないほどの小さなプラゴミたちが海岸中に無数にあったことなど、自分たちが調査中に感じた驚きを来場者に懸命に伝えました。
ホワイトクリスマスマーケット実行委員会の皆様、本当にありがとうございました。
【課題研究】亘理海岸のプラスチックごみ調査
12月19日(日)、本校課題研究Ⅲ群(自然科学群)循環型社会ゼミ4班・7班が、亘理町の荒浜海岸や阿武隈川河口部でプラスチックごみの調査を行いました。
こちらの班は、昨年春に生徒2名が新設した研究チームで、学校の近くの河川上流から河口部の亘理町の海岸まで、ゴミが集まっていく様子を一年かけて丁寧に調べてきました。今年度はプラスチックゴミ問題に興味を持つ仲間が10人増え、ますます活発に活動しています。
調査活動の途中で地元ボランティアの方々にお話を伺うことができました。
大量のごみの中には、無意識に流出させてしまったと思われるものも多くあり、白石市から流れ着いたとはっきりと分かるものもありました。想像以上に多種多様なごみは分類するのも運搬するのもとても大変で、阿武隈川河口部や荒浜海岸の清掃活動についての課題や上流域で生活している自分たちの責任について深く考える機会となりました。
生徒たちは、仙南地域のごみ問題解決の糸口を提示できるよう、今後もますます頑張りたいと話していました。
ボランティア団体の皆様、本当にありがとうございました。
賞状伝達・全校集会
12月23日(木)の午後、賞状伝達式と全校集会が行われました。
コロナウイルス感染拡大防止の観点から、3年次は各教室でリモート視聴にて参加しました。
賞状伝達では実に沢山の賞状が代表生徒へ渡され、白高生の様々な活躍が伝えられました。
今後も様々な努力を積み上げて文武ともに実力を伸ばして欲しいと思います。