カテゴリ:探究
課題研究中間発表会を開催しました
10月1日(火)の6~7校時、課題研究中間発表会を行いました。校外からも55名の方々が、生徒たちの発表を聞くために足を運んでくださいました。
2年生は7月の構想発表会で1度発表しているため、今回の発表では特に、夏休み以降の活動内容についての発表が主となりました。これまでの探究活動の振り返りとこれからの展望をいきいきと発表し、決意を新たに課題研究へ取り組もうとする意気込みを感じました。
また、今回は1年生の生徒たちも発表を行いました。内容は、6月26日(水)に実施した自己探究フィールドワークで大学・企業を訪問し、伺ってきたお話についてです。訪問先の方の「大切にしている言葉」「興味をもっていること」「価値観」「問題意識」「過去の経験」「性格」「社会で担っている役割」「行っている活動・行動」についてのお話をまとめ、「課題研究でこんな課題を持っている人はこの方にお会いするのがオススメ!」と聴講者に向けてプレゼンしました。課題研究をより充実したものにするためには、校外の方々の協力が必要です。聴講した2年生にとっても白石高校の課題研究に協力してくださる皆さんのことを知る有意義な発表となりました。
課題研究では自分の興味関心に基づいて課題を設定し、その解決のために行動していきます。課題を発見し解決する能力を身につけて自分の将来を切り開く力を磨くことができるよう、教職員も全力でサポートしていきたいと思います。
【課題研究】いぎなり白石フェスに参加しました
8月24日(土)、9月28日(土)~29日(日)に白石駅前のすまiる広場(すまいるひろば)で「いぎなり白石フェス」が開催されました(主催:いぎなり白石フェス実行委員会)。本校も課題研究のアグリゼミ、ツーリズムゼミ、環境系ゼミで活動している生徒たちが模擬店やステージイベントを行いました。
8月のフェスでは、アグリゼミから白石の名産品を広めるべく「わんこ温麺大会」の企画チームが参加しました。
今回は、地域企業・個人あわせて12組の皆様より協賛金をいただき、やまぶき亭様に温麺の提供をご協力いただきました。実行委員会長にアドバイスをいただきながらシミュレーションを行い、大会実施に辿り着きました。高校生の元気な司会と参加者の食べっぷりに会場も大いに盛り上がりました。
9月のフェスでは、環境系ゼミの「梅花藻町興しチーム」とツーリズムゼミの「廃校利用チーム」は日替わりで縁日コーナーを運営しました。
今回は子どもたちに興味を持ってもらうことを目的に、梅花藻町興しチームが自作した「梅花藻輪投げ」や「梅花藻パンフレット」、「梅花藻姫塗り絵」を利用して、白石市の沢端川に生えている『梅花藻』という水草のPR活動を行いました。
子どもから大人まで幅広い年代の方に挑戦していただき、何度も繰り返し参加する姿も見られました。
このイベントを通して、改めて地域のつながりの深さを感じることができました。自分たちが関わっているこの地域社会を、若い力でより良い場所にすべく、今後も様々な活動を通して地域に貢献していきたいと思います。
いぎなり白石フェス実行委員会の皆様、研究に協力してくださっている皆様に感謝いたします。
次は12月7日、8日のクリスマスマーケットに多くのゼミが参加する予定です。
わんこうーめん大会も開催予定ですので、どうぞ白石へ足をお運びください。
仙台南高校の課題研究発表会に参加してきました
5月24日(金)に仙台南高等学校で課題研究発表会が行われ、白石高校の代表として「チーム梅花藻」が参加してきました。本校だけでなく宮城一高も参加していて、南高校の代表班と一緒に口頭発表を行いました。
白石市の梅花藻を守るため、行政や市民団体の前でプレゼンを行ったり色々なイベントに参加したりして啓発活動に取り組み、白石市で今年行われる催しやお祭りのテーマが「梅花藻」に決まったことへの喜びを伝えました。
講評では、「皆さんの研究が行政を動かし、梅花藻が観光資源として認められたことはすごいことです。今後も頑張ってください。」とのお言葉をいただきました。
南高校の発表もとても素晴らしく、本校とはまた違った視点で課題を設定していて勉強になりました。今後の課題研究に活かしていきたいと思います。
探究講演会を行いました!
4月23日(火)の5時間目、総合的な探究の時間に、探究講演会が行われました。今回の講演会では、株式会社深松組代表取締役社長の深松努様をお招きし、東日本大震災に関連したご自身の活動内容のお話や、アクアイグニス仙台の建設に関するお話など、たくさんのお話を頂戴しました。生徒たちはもちろん、教職員も皆深松様のお話に魅入られ、真剣な眼差しで話に聞き入っていました。最後には深松様より、「今の世の中には『ミスをするな』という風潮があるが、それではチャレンジしたいという精神がそがれてしまう。全てにおいて成功をおさめてきた人間などは見たことがない。これからの世の中では今までに経験したことのないこと、はじめて経験することにばかり直面することになる。そんなとき、ミスを恐れずにチャレンジする精神を忘れないで欲しい」という、力強いメッセージを頂戴しました。
1年生も2年生も、これから課題研究に取り組むことになります。そこでは、世の中の困りごとを解決することを目標に活動する班も出てきます。是非今日のお話を胸に刻み、ミスを恐れずに挑戦していってほしいと思います。
課題研究オリエンテーションが行われました!
4月16日(火)の7時間目、課題研究オリエンテーションが行われました。1年生はアリーナで、2年生は新設された第二屋内運動場で実施され、それぞれ課題研究についての説明を受けました。
〈1年生の様子〉
1年生の課題研究オリエンテーションでは、企画研究部副部長から、白石高校の課題研究についての説明がありました。1年生の中には、「高校生が社会に貢献するなどということはできない」と思っていた生徒もいたことと思います。しかし、高校生だからこそできる社会貢献もあるということが、今日の説明で伝わったのではないでしょうか。今回のオリエンテーションでは、全国高校生マイプロジェクトアワード2023の全国サミットで、「All Star Team 全国優秀賞」を受賞した、科学研究部生物班梅花藻チームの発表の様子も視聴しました。自分の興味関心をフル稼働させて、課題研究に取り組んで欲しいと思います。
〈2年生の様子〉
2年生でも、課題研究オリエンテーションが行われました。2年生は年度の始めから、各ゼミに分かれての本格的な課題研究に取り組みます。オリエンテーション直後には早速、どのゼミに所属するかの希望調査が行われました。昨年度取り組んだ研究テーマに引き続き取り組むという生徒も、新たなテーマにチャレンジしたいという生徒もいると思います。充実した課題研究を行い、素晴らしい成果を発表してもらいたいと思います。