白高生の生活を紹介
吹奏楽部オータムコンサート
11月7日(土)、本校吹奏楽部のオータムコンサートが白石市ホワイトキューブにて行われました。コロナ禍ではありますが、可能な限りの対策をとりながらの実施でした。
3年生が引退し、新体制となった吹奏楽部が挑む初のコンサートです。その初回公演を拝聴しましたが、吹奏楽部の伝統を引き継ぎ、演奏できることの喜びや感謝の思いがこもった心に響く音色と、観客を楽しませるために途切れることのない工夫された演出には、ただただ「ブラボー!!」という感想でした。観客席には、保護者や同級生、佐藤校長先生、小野教頭先生をはじめ、多くの先生方、白石高校同窓生など、本当に多くの方が演奏を楽しまれ、アンコールが終わっても割れんばかりの拍手で一杯のコンサートでした。吹奏楽部の皆さん、お疲れ様でした。次回コンサートも楽しみにしています。
なお、開催に先立って吹奏楽部の生演奏で書道部とのコラボパフォーマンスから始まったようです。書道部の皆さんも見事なお手前で会場を沸かせてくれました。
第2回白高ササフェス開催!
11月14日(土)、白石市おもしろいし市場にて第2回白高ササフェスが開催されました。
白石高校課題研究地方創生群ライフゼミの2班を中心に、昨年に引き続き、白高生も稲刈りに加わった白石市産ササニシキの販売と、「白高肉飯」の販売や「米粉ジェラート」「米粉クレープ」など白高生とのコラボ新メニューが当日限定で販売されました。それに加えて地方創生ツーリズム班による白石和紙「蔵富人」とのコラボアクセサリーの販売とSNSを利用したイベントの宣伝活動、自然科学群循環社会ゼミによる廃棄されたプラスチックを利用したアクセサリーの販売、社会科学群貧困ゼミからフェアトレードチョコの試食、本校科学研究部生物班によるウーパールーパーの販売など、課題研究フィールドワークの一環として多くのゼミが関わって会場を賑わせました。当日は校長先生をはじめ、多くの先生方や同級生、保護者の方にも来場いただきました。ササニシキコラボメニューだけでなく、他ゼミの出品もほぼ完売であり、本当に多くの知見を得ることができる良い機会となりました。お世話になりました白石市農林課さんやおもしろいし市場さん、みのりキッチンさん、本当にありがとうございました。
山岳部新人戦優勝
令和2年度山岳部県新人大会は、10月9日~10日に開催されました。
9日、日帰りで泉ヶ岳(水神コース登山口~泉ヶ岳~三叉路~水神~水神コース登山口)を登山し、10日は山岳に関わるテスト等に仙台第一高等学校で挑みました。コロナ禍のなか、通常とは異なる実施内容でしたが、見事に本校男子山岳部が優勝しました。
今日はその優勝旗を持ち、校長室へ優勝の凱旋報告をしてくれました。山岳部の皆さん、おめでとうございます。
第73回生徒理科研究発表会
11月10日(火)に,東北大学工学部サイエンスキャンパスホールにて第73回生徒理科研究発表会が行われました。発表題目数は物理15題,化学37題,生物36題,地学25題で,うち本校科学研究部は生物班が3題,化学班は1題の出展でした。
化学班は今年度6月に入部したメンバーのみでの発表でしたが,三年生から引き継いだテーマを熱心に探究し,堂々とした発表ができました。発表会直後から来年度に向けて新しい実験のテーマや手法を考え始めるなど,次へのやる気を与えてくれる経験となったようです。
生物班は、昨年度の理科研究発表会直後からスタートした研究で、部員たちが自粛期間中も実験や調査、観察を繰り返し,データを集めたものでした。
特に「穀物害虫(ミルワーム)によるプラスチックゴミの分解」は、昨今の脱プラスチックの流れもあって審査員の注目を集め,「部会長賞」(県3位)をいただきました。発表会直前まで、一般社団法人みのり様の「みのりラボ」に通わせていただき、器具をお借りして行った実験が評価の決め手となったようです。みのりラボの皆様には遅い時間まで本校の研究にお付き合いいただきました。様々なアイディアを貸与くださったみのりラボの皆様、本当にありがとうございました。
コロナウイルス感染拡大防止の観点から、他校の発表を見ることはかないませんでしたが、今回の参加を通して,本校科学研究部生徒はより一層科学への興味が深まったように感じました。
【化学】
「鉄を含むクリスタルガラスの色調とナトリウムイオン量の関係」 優秀賞
【生物】
・「穀物害虫(ミルワーム)によるプラスチックゴミの分解」 部会長賞
・「グルタミン酸によるトマトの糖度の変化」 優秀賞
・「白石市における梅花藻の生育環境調査と人工繁殖法の検討」 優秀賞
後期生徒総会が開かれました
10月7日(水)7校時,全校生徒がアリーナに集合し,後期の生徒会総会が開かれました。いよいよ2年生の新生徒会長に3年生の旧生徒会長からバトンタッチです。コロナ対策により校歌傾聴によって始まった総会は,新会長の挨拶,旧会長による事業報告,新生徒会役員や応援団の紹介,新生徒会の活動方針についての報告などが行われました。
1,2年生中心の新生徒会と応援団,各種委員会のみなさんは,コロナ禍にあっても前向きに工夫し,これまでの伝統をもとに新たな白高を築いていって下さい。
防災訓練
10月27日(火)の7校時に全校生徒、全職員を対象に防災訓練が行われました。地震が起き、食堂で火災が起きた場合を想定したものです。生徒たちは、迅速かつ静かに移動していました。
白石消防署の方に避難訓練の講評をいただき、その後代表生徒と教員による水消化器訓練を行いました。生徒たちの心がけが大事です。いざという時は本日のことを思い出しましょう。
エイサー講習会
10月1日(木),本校アリーナから沖縄の三線と太鼓の音,独特のかけ声が響く,「エイサー」講習会がありました。
新白石高校では学校創設以来,1年次280名を対象に,10月~12月の約2ヶ月間にわたって保健体育科と音楽科が合同で,沖縄の伝統芸能であるエイサーを授業に取り入れています。保健体育では必修のダンス分野を担当し,音楽Ⅰでは,沖縄の伝統楽器である三線の演奏や歌の演奏を担当しています。その発表会は12月 2日(水)の午後に行う予定です。
今日はエイサー授業の初日,武田 夏子先生(ミュージック&カルチャースタジオ ハーモニーフォレスト主宰,ゆいまーる宮城エイサー会代表)をお招きして,エイサーのお手本と実技指導が行われました。コロナ禍ですので,様々な感染症対策を行いながら,発表会へ向けて練習を行います。今年度赴任した体育の先生もいっしょに学んでいます。
交通安全講話
9月30日(水),今日のLHRは全校生による交通安全教室でした。
今年度は白石警察署より交通安全に関するDVDお借りし,それを基に生徒指導部の先生による授業の形で行いました。本校生も利用する自転車,その事故が起きたときの責任の重大さを理解し,秋が深まるなかで朝夕の事故も増えることを学びました。先生が質問すると,それにしっかり受け答えてくれる白高生。今後も事故無く過ごしてくれると感じさせてくれました。
なお,全校生徒がアリーナ(体育館)に全員集合したのは,今年度初めてのことでした。
課題研究フィールドワーク(FW) 白石産ササニシキ稲刈り
9月16日(水),本校課題研究Ⅰ群地方創生ライフゼミの11名が,白石産ササニシキの稲刈りを行いました。
白石市では有志の農家や農林課を中心として白石産ササニシキ復活プロジェクト「畦かえる」(https://aze-kaeru.com/)を行っています。それに貢献しようと,昨年は「白高ササフェス」と銘打って白石おもしろいし市場でイベントを開催しました。今年度も何とかイベントを実施しようとしています。
課題研究のフィールドワークの一環として,今年度も稲刈りと天日干しを行うための一本掛け作業を手伝いました。昨年も体験した2年生は手慣れたもので,初めての1年生も一生懸命でした。この模様はTVニュースで紹介され,白石市広報の10月号の表紙を飾りました。
※白石市広報10月号(https://www.city.shiroishi.miyagi.jp/site/magazine/18364.html)
2年次普通科進路講演会を行いました
10月5日(月),2年次普通科の進路講演会を実施しました。
進学希望生徒には河合塾の木村健治様から「新入試(共通テスト)と高校2年生からの受験勉強について」、就職公務員希望生徒には仙台大原簿記情報公務員専門学校の佐藤弘章様から「公務員の仕事と試験について」をテーマにご講演いただきました。
2年次生徒は、皆緊張した面持ちで真剣に話しに耳を傾けていました。希望進路の実現に向けて、計画的に行動することが合格への近道です。頑張っていきましょう。
ご講演頂きました、木村様、佐藤様、ありがとうございました。
美術部 第61回仙南高等学校美術展の結果
10月1日~3日、白石市中央公民館にて「第61回仙南高等学校美術展」が開催されました。
本校美術部からは20名が出品し、仙南美育会長賞(大賞)1名、優秀賞5名、奨励賞5名の計11名が受賞しました。(総出品数126点。入賞数38点。) 大賞を受賞した3年次のM・Nさんは2年連続の大賞で、風景の写実力を高く評価されました。(写真左上の作品)
今年は、コロナウィルス感染拡大防止の観点から、受付で検温・連絡先の記入を行ってからの入場としました。また、美術教員の個別講評もなくし、代わりに出品生徒が作品感想カードを記入する企画が行われました。会場まで足をお運びいただいた皆様、ありがとうございました。
課題研究班長会議
10月1日(木)に課題研究の班長会議がありました。
本校の課題研究は地方創生やSDGsをテーマに1・2年生が縦割り班の合同で,17ゼミ80班あまりに分かれて行っています。その班長さんが今年度初めて一堂に会しました。
担当の田畑先生を中心に,今月の26日(月)に行われる中間発表会の概要や今年度の変更点,発表において注意すべきことなどが説明され,質疑応答も行われました。中間発表会では例年1,2年生のフロアを開放して自由に移動しながらポスター発表を行っていましたが,今年はコロナ感染予防対策のため,ゼミごとに着席して順番に発表する形態を取ります。
コロナ禍により大幅な予定変更もありましたが,今高校生に出来ることをそれぞれが考えて課題研究に取り組んでいます。
体育祭2日目
体育祭2日目、陸上大会が先週開催の予定でしたが、雨で延期となり、9月7日(月)白高グラウンドで行われました。体育祭の種目は、400mリレー、障害物リレー、玉入れ、部活対抗リレー、学級対抗リレーなどです。今回はコロナウィルス感染対策として、例年の綱引きをなくし、ハリケーンという種目を入れました。総合優勝は、3年1組でした。おめでとうございます!
白高4大行事の最後となった体育祭ですが、生徒たちは全力で楽しんでいた様子が窺えました。体育祭実行委員のみなさん夏休み前から本日まで長い間本当にお疲れ様でした。3年生はいよいよ本格的に受験生として頑張らなくてはいけません。体育祭や文化祭などで培った団結力やチームワーク、貪欲に勝ちにいく姿勢で受験勉強も頑張りましょう!
体育祭1日目
今年の体育祭1日目は、9月3日(木)に行われました。開会式の後、本校・旧白高・旧白女高・河川敷グラウンドなど競技に応じて様々な場所に分かれ、球技大会が行われました。生徒たちは自分の出場する競技が終わるとすぐさま、次の会場へ移動し、クラス一丸となって応援をしていました。
各競技の優勝チームは、以下のようになりました。
・ソフトボール ・・・ 3年 1・5組
・サッカー・・・ 3年 3・6組
・キックベース ・・・ 3年 7組
・卓球 ・・・ 3年 1・5組
・バレー(男) ・・・ 3年 1・5組
・バレー(女) ・・・ 3年 1・5組
・バスケ(男) ・・・ 3年 1・5組
・バスケ(女) ・・・ 2年 7組
コロナ禍を乗り越え,白高祭実施
8月28・29日,『紡げ!繋げ!ぼくらの物語 ~ 白高,「青春全力宣言」,発令 ~』のテーマのもと白高祭が行われました。
コロナ禍での文化祭実施は,文化祭実行委員,生徒指導部の先生方,出店する団体や発表する文化部を中心とした,様々な感染防止対策とルール作りによって成し遂げられました。日頃の感染症対策はもちろんのこと,事前に申し込んだ3年生保護者と家族のみを見学可能とし,飲食物は調理無し・パッケージ済みで提供,飛沫防止のスクリーンに大型ファンによる換気・・・,数え切れないほどの配慮がありました。
白高生は,例年通りできないということをネガティブに捉えるのではなく,ポジティブに考えて計画,実施していきました。その姿は頼もしくあり,心動かされるものがありました。大成功裏に終わった文化祭,本当にお疲れ様でした。
なお,当日見学出来なかった多くの方のために,文化祭の発表の様子などを集めたWeb文化祭のページを企画中です。公開まで暫しお待ち下さい。
8月26日のLHR
8月26日(水)のLHRの活動の様子です。
上段3枚の写真は(株)ベネッセの山本先生による2年生普通科対象,進路講演会の様子です。先生の関西弁が新鮮であり,高校時代の思い出とともに,学習の重要さを熱く語っていただきました。多くの生徒が,「やらなくちゃいけないと思った!」と感想を語るほど,心に響く言葉があったようです。 2段目から3段目の左端までの写真は,3年生の文化祭準備の様子です。事前申し込みした3年保護者のみが見学可能と,一般公開のない寂しさはありますが,精一杯文化祭を盛り上げようと準備しています。
3段目,4段目は1年次の様子です。大学等のWebオープンスクールを見てまとめているクラス,初めての定期考査に向けて計画を立てているクラス,大学調べをしているクラス,試験勉強に取り組むクラスのほか,連想イラストゲームを楽しむクラスなど,それぞれ工夫された活動をしていました。
男子卓球部 県総体代替大会
8月10日(月)、男子卓球部の県総体卓球競技代替仙南大会が、大河原町総合体育館にて行われました。当日はコロナウィルス感染防止対策のため、無観客、声出し応援の禁止、検温してから入場させるなど、厳戒な管理の下で行われました。
本校から男子シングルスに、本校からF.N君が出場し、ベスト8という結果でした。開会式において選手宣誓も行いました。応援ありがとうございました。
男子卓球部 卓球選手権ジュニアの部 仙南地区予選会
8月7日(金)、男子卓球部の全日本選手権ジュニアの部仙南地区予選大会が、大河原町総合体育館にて行われました。当日はコロナウィルス感染防止対策のため、無観客、声出し応援の禁止、検温してから入場させるなど、厳戒な管理の下で行われました。
男子シングルスの結果、2年K.K君が優勝、2年O.T君がベスト8、1年K.Y君が予選通過という素晴らしい結果でした。以上3名が9月6日に行われる県大会に出場します。応援ありがとうございました。
科学研究部生物班 白石市ホタル復活作戦① うみの杜水族館フィールドワーク
8月2日(日)、科学研究部生物班の生徒がうみの杜水族館を訪問し、ホタルの飼育方法を学びました。
生物班では昨年度から白石市内を流れる沢端川に生育している梅花藻を増やす試みを行って来ました。その調査の中で、「準絶滅危惧種の梅花藻が育つほどの良質な河川であれば、最近はめっきり見られなくなったホタルを復活させることも可能なのでは無いか?」という意見が挙げられました。白石市ロータリークラブや白石市役所の地方創生対策室、商工観光課、企画情報課、建設課の皆様にご協力いただき、ホタルの復活を目指して今年度から本格的に始動したところです。
うみの杜水族館では、ゲンジボタルとヘイケボタルの飼育繁殖方法と、実際に環境に戻すための注意点などを細かくご指導いただきました。
沢山の手作り飼育容器や蛹化の際の土壌の組成、温度や湿度の管理、水替えのための角度の調節など、ここには書き切れないほどの様々な工夫を見せていただき、うみの杜水族館のスタッフの皆様が、松島水族館の頃からたくさんのご苦労をされて蛍の飼育方法を確立させたのだということを深く感じました。それらを拝見した今回の訪問は、生徒たちにとって、何ものにも代えがたい大変貴重な体験になったようです。
また、ホタル飼育担当の相澤さんがおっしゃっていた「野生に放すなら、同じ水系の蛍を採取して育てるべき」、「餌のカワニナを採取するときも他の生物への影響を考えて」など、生態系の保護を意識された言葉が大変印象的でした。「蛍を復活させる」ということだけでなく、生態系のサイクルを乱してしまわないよう、しっかりと考えて研究する必要があることを学びました。
うみの杜水族館の皆様、コロナ禍で大変なご苦労をされている中、生徒たちのためにたくさんの時間を割いていただき誠にありがとうございました。