白高生の生活を紹介
【課題研究】第11回日本水環境学会東北支部研究発表会に参加しました!
1月20日(土)に東北大学大学院環境科学研究科で行われた第11回日本水環境学会東北支部研究発表会に、課題研究で水環境問題について研究をしている「仙南の海洋ゴミ問題班」と「荒川の水質汚濁原因の調査班」2つの班が「ポスターセッションの部」で参加しました。
仙南の海洋ゴミ問題班は、先輩から引き継いだ研究を行っており、亘理町の荒浜海岸に打ち上げられるゴミ問題に取り組んでいます。ゴミ拾い活動や「拾い箱」設置に向けた取り組みを発表し、奨励賞をいただきました。
*仙南の海洋ごみ問題研究チームは笹川平和財団の海洋教育パイオニアスクールプログラムの支援を受けています。
卒業生との交流座談会
本校では東北大学をはじめ、「難関大学」への進学意欲のある者に対し、従来の指導の維持強化を基本としながら、合格に向けて早期から取り組む「チームSC1(Team Shiroishi Challenge oneself )」と呼ばれるチームをつくっています。
◆「チームSC1」の基本方針
○仲間とともに学習を進めたい者はいつでも入ることが出来る。
○具体的な取り組みを通して意欲をかき立て、学習に取り組む。
○目標をあきらめない心、挑戦する心を大切にする。
○具体的な数値目標を設定し、その実現に向けて着実に努力する。
12月28日(木)、冬季課外講習の最終日、東北大学へ進学した4名の卒業生(文学部大学院1年生、工学部化学・バイオ工学科3年生、農学部応用生物化学科3年生、経済学部経済学科2年生)と推薦入試で合格した3年生(岩手医科大医学部、横浜国立大教育学部)を招いて、座談会が行われました。
座談会にはSC1所属の1、2年生約30名ほどが参加し、高校在学時の学校生活や勉強の仕方、大学生活や研究活動についてなど幅広い話や質問が飛び交いました。SC1として、自分たちと同じ境遇・環境で高校生活を送られた先輩方からの話は、同じ目標を掲げる在校生にとって、自分の今後の道筋を立てるうえで、かけがえのない話だったのではないでしょうか。
冬休み明け全校集会を実施しました。
1月9日(火)の1時間目に、冬休み明けの全校集会が開かれました。小野校長先生からの講話では、年明けに発生した能登半島地震と羽田空港航空機事故に触れ、有事の際にどうしたらよいか考えておくことや、有事に備えての訓練の重要性についてお話がありました。また今年は辰年であり、白石高校生にとって昇龍の1年になってほしいとの激励の言葉もいただきました。
生徒会長の指揮による校歌斉唱で全校集会は終わり、白石高校の2024年が本格スタートしました。本年も白石高校を、何卒宜しくお願い申し上げます。
【課題研究】教育ゼミ STEPを開催しました。
12月25日(月)から12月27日(水)の3日間、STEPが開催されました。STEPとは白石高校の「総合的な探究の時間」で実施されている課題研究の一環で、白石高校生が小中学生対象の勉強会を開く活動です。「Shiroishi high school Teacher Education Project」の頭文字を取り、「STEP」と名付けられました。夏にも開催されたSTEPですが、今回は白石高校生による算数・数学と英語の授業も行われました。
「クリスマス周辺の日程での開催だが、本当に子どもたちは集まってくれるのか」「授業の準備は本当にこれで大丈夫だろうか」など多くの不安がある中で迎えた当日でしたが、総勢43名もの小中学生にご参加いただき、無事に終えることができました。
STEPの宣伝活動にご協力くださった小中学校の皆様、STEPに参加してくださった小中学生と保護者の皆様、STEPの活動にご理解、ご協力くださったすべての皆様に、心より御礼申し上げます。本当にありがとうございました。
これからは、3月に行われる成果発表会に向けて、これまでの成果をまとめていく活動になります。これまでの活動をしっかりと振り返り、今後に生かしていきたいと思います。
2023 SHIROISHI ホワイトクリスマスマーケット参加
12月9日(土)~10日(日)に,白石駅前のすまiる広場(すまいるひろば)でホワイトクリスマスマーケットが開催されました(主催:ホワイトクリスマスマーケット実行委員会)。
本校も課題研究のライフゼミや災害・環境系ゼミ、科学研究部、音楽の授業でソルフェージュを受講している生徒たちが模擬店やステージイベント、トーンチャイムの演奏を行いました。
ライフゼミからは、白石の名産品を広めるべく「白石産ササニシキの米粉スイーツ販売」、「わんこ温麺大会」の企画チームが参加しました。
白石産ササニシキの米粉を使ったスイーツの販売は、聖和短大製菓系の学生と協働で行いました。カヌレ、米粉ドーナツ、シフォンケーキ、スノーボールなどが販売され、どの商品も大好評でした。
わんこ温麺大会の企画・運営チームは、当日まできちみ製麺の皆様に沢山のご協力をいただきました。温麺を提供していただいたり、ゆで方のレクチャーを受けたりしながら、シミュレーションを4回ほど重ね実施に辿り着きました。
わんこ温麺大会の参加者は30人、会場も大いに盛り上がりました。
災害・環境系ゼミからは仙南の海洋ごみ問題について研究しているチームが参加しました。こちらのチームは、海で拾ったプラスチックごみをリサイクルしてアクセサリーを作るワークショップを開設し、参加して下さった方に仙南の海岸の様子や自分たちが行っている『拾い箱』(漂流ごみ用ごみ箱)の設置について説明しました。
*仙南の海洋ごみ問題研究チームは笹川平和財団の海洋教育パイオニアスクールプログラムの支援を受けています。
科学研究部生物班は、白石市の沢端川に生えている『梅花藻』をモチーフにしたアクセサリーの販売を行い、準絶滅危惧種である梅花藻の周知啓発活動を行いました。
3年生ソルフェージュの授業を選択している生徒たちは、トーンチャイムを披露しました。
「ジングルベル」「アメージンググレイス」「おめでとうクリスマス」の3曲を演奏しました。会場はトーンチャイムの柔らかな響きにより、クリスマスの雰囲気に包まれました。
このイベントを通して,改めて地域のつながりの深さを感じることができました。自分たちが関わっているこの地域社会を,若い力でより良い場所にすべく,今後も様々な活動を通して地域に貢献していきたいと思います。
ホワイトクリスマスマーケット実行委員会の皆様、研究に協力してくださっている皆様に感謝いたします。