白高生の生活を紹介
まるもり募金
台風19号に伴う豪雨災害で被災した丸森町の復興の一助になればと,丸森町在住の生徒主体で「まるもり募金」と銘打ったボランティア募金活動が行われました。校内では、10月24日~31日まで行われ,6日間の総額が67030円となりました。集まった募金は全て丸森町復興資金として寄付されました。河北新報でも取り上げられた高校生たちの復興へかける想い,ふるさとに対する郷土愛,そしてそれに応える心温まる支援の輪…。被災された方々の一刻も早い復興をお祈り申し上げます。
大学出張講座開催
11月11日(月)午後,1・2年次生を対象に,「大学出張講座」が開催されました。本校の課題研究4群17ゼミに対応した,それぞれの学問分野で活躍されている大学の先生方を11の大学から17名お招きして,最先端の研究に関する講義をしていただきました。その内容に知的好奇心を高め,多くの質疑応答が行われたようです。今回の講話を受け,ぜひ1月の全体発表へ向けて課題研究を加速して欲しいと思います。
以下,各ゼミにお招きした先生方と演題(ゼミ順で掲載)と講話の様子(上の写真)です。
Ⅰ群 ツーリズム 平岡 善浩氏 宮城大学事業構想学群准教授
『地域の魅力を活かしたツーリズムとは?』
ヘルス 堀籠 崇 氏 新潟大学創生学部人文社会科学系准教授
『金は命より重い!?~医療経営学で考える~』
アグリ 新田 洋司氏 福島大学農学群食農学類農業生産学コース教授
『高品質米はどこがちがうか? その科学的根拠と生産』
グリーン 松木佐和子氏 岩手大学農学部森林科学科講師
『昆虫が伝える森からのメッセージ』
ライフ 齋藤 征人氏 北海道教育大学函館校国際地域学科准教授
『キズナ ~人をつなぐ・まちをつくる~』
Ⅱ群 教育問題 久保 順也氏 宮城教育大学教育学部教育心理学コース准教授
『いじめを知り,いじめを防ぐ』
経済成長 小島 健氏 福島大学経済経営学類経済学コース准教授
『経済成長している国の人ほど幸せなのか?』
持続可能 佐藤 英司氏 福島大学経済経営学類経営学コース准教授
『持続可能な生産・消費を促すための経済学的考え方』
Ⅲ群 世界の貧困 冬木 勝仁氏 東北大学大学院農学研究科資源環境経済学講座教授
『貧困」とは何か ― SDGsが目指すもの ―』
世界の平和と安全 松浦 陽子氏 東北学院大学法学部法律学科准教授
『ジェノサイドについて考える-国際法の視点から-』
ジェンダー 前川 直哉氏 福島大学総合教育センター特任准教授
『ジェンダー論入門』
世界の格差 熊沢 由美氏 東北学院大学経済学部共生社会経済学科教授
『日本における格差~雇用格差を中心に』
Ⅳ群 科学技術 及川 勝成氏 東北大学工学部・工学研究科教授
『SDGsと材料研究の関わりについて』
巨大災害 保田 真理氏 東北大学大学院災害科学国際研究所講師
『近年の自然災害に学ぶ防災・減災対策』
省エネ再エネ循環社会 渡辺 昌規氏 山形大学農学部アグリサイエンスコース准教授
『「再生可能エネルギー」とは?そして未来は?』
世界の水 山田 一裕氏 東北工業大学工学部環境エネルギー学科教授
『世界の水と衛生問題』
世界が健康 村下 公一氏 弘前大学COI研究推進機構教授
『ビッグデータで「寿命革命」-寿命を切り口に健康の本質を考える-』
第六次白石市総合計画策定に係るグループインタビュー
11月7日(木)の放課後,銀杏ホールにて,本校生へのインタビューが,白石市総務部企画情報課の方々によって行われました。第六次白石市総合計画策定への反映、市政運営の参考とすることを目的としたインタビューです。先だって白石市在住生徒対象アンケートに回答した57名から8名が代表として意見を述べました。白石市をどのように盛り上げ,どのように住み良い場所としていくかを,1時間の予定を超えて熱く語る姿は,白石市に対する郷土愛を感じました。また,市民球場改修工事について,野球部が練習場,定期戦会場として利用できていない現状が訴えられ,定期戦の母校開催を望む声も出ました。本日出た生徒の意見を,ぜひ市政へ反映していただければと思います。
防災訓練
10月29日(火)の7校時に全校生徒、全職員対象に防災訓練が行われました。地震が起き、食堂で火災が起きたのを想定したものです。生徒たちは、迅速かつ静かに移動していました。雨天時のため、アリーナに避難しました。
避難後、小野教頭先生から講評がありました。火が上がった際に消火するか逃げるかの火の大きさの基準や、煙を吸い込まないように逃げる逃げ方など火事が起きた際のノウハウをお話しされました。
生徒たちの心がけが大事です。いざという時は本日のことを思い出しましょう。
課題研究中間発表会が行われました
10月28日(月)の5~7校時に1,2年生を対象として、課題研究中間発表会が行われました。中間発表会は、各ゼミでここまで研究してきた内容をまとめたポスターを作成し、それを用いて10分間の発表を各教室に分かれて行いました。生徒たちは、昨年課題研究を行ってきた2年生を中心に原稿を見ずに堂々と発表していました。そのあとで、来て頂いた7名の講師の方々に優秀な発表をした班を各群から一つ選んで頂きました。
優秀班には、Ⅰ群ヘルスゼミ2班「地域の特産品を使った女性に優しいスイーツ」
Ⅱ群持続可能ゼミ3班「そのゴミ、本当にごみですか?
~私たちのリユースとリサイクルで未来へ…!~」
Ⅲ群世界の貧困ゼミ3班「バングラディッシュの貧困を解決するために・・・」
Ⅳ群省エネ再エネ循環型社会ゼミ2班「河川の水質調査~水質を維持する大切さを世界に伝える~」
が選ばれました。おめでとうございます。
さらに、その中から外部大会に3班が選出されました。Ⅰ群ヘルスゼミ2班が『マイプロジェクトアワード2019 宮城県大会』、Ⅱ群持続可能ゼミ3班、Ⅳ群省エネ再エネ循環型社会ゼミ2班が『みやぎの子ども未来博~学びの術~』にそれぞれ参加することとなりました。頑張って下さい。
1月末には、課題研究全体発表会があります。中間発表での反省を活かし、研究を深めつつ研究活動に専念してください。