カテゴリ:部活動
芸術の初夏を満喫しました
5月25日(土)白石市の古典芸能伝承の館(碧水園)で箏曲部の定期演奏会と茶道部の校外茶会が、26日(日)大河原町のえずこホール(仙南芸術文化センター)で吹奏楽部の定期演奏会がそれぞれ行われました。
<5月25日(土)>
碧水園の能楽堂では箏曲部の演奏会、茶室では茶道部の校外茶会が行われました。
箏曲部 定期演奏会
顧問より
生徒達は大分緊張したようですが、なんとか最後まで大きなミスをすることなく演奏をすることができました。1年生も入部してから約1ヶ月で2曲仕上げるところまで頑張ってくれました。今後は10月の県大会に向けて新しい曲の練習に取り組んでいきますので、引き続き箏曲部への応援よろしくお願いいたします。
茶道部 第15回校外茶会
顧問より
このお茶会を最後に引退する3年次5名を中心に、お茶会のテーマをこの季節の花である「菖蒲」と、それぞれの進路への「勝負」にかけ、もう一つのテーマである「一期一会」とともに、精一杯のお点前を披露し、気持ちよくお茶会を終えることが出来ました。
<5月26日(日)>
吹奏楽部 第15回定期演奏会
顧問より
多数の先生方と在校生諸君にも聞きに来ていただきました。入場者数は2回公演合わせて1000名弱だったようで、想定以上の方に来ていただきました。本当にありがとうございました。引き続き夏のコンクールに向けて頑張らせたいと思います。
チーム梅花藻 白石ロータリークラブで「マイプロジェクトアワード全国Summit」出場の報告をしました
5月10日(金)自然科学部生物班のチーム梅花藻が、白石ロータリークラブの例会で「マイプロジェクトアワード全国Summit」出場の報告も兼ねた研究発表を行ってきました。
白石ロータリークラブの皆様には梅花藻の研究・保全活動にご協力いただいており、定期的に例会へ呼んでいただき報告をさせていただいています。今回は3月に行われた「マイプロジェクトアワード全国Summit」出場についても報告しました。マイプロジェクトとは、自分の興味関心について主体性を持って探究してきたことを発表する大会で、昨年度は2,600タイトルの中から選ばれた48タイトルが全国Summitに出場し、本校のチーム梅花藻は48タイトルの一つに選ばれました。
全国の高校生が集まる場に参加して得た学びについて聞かれると、2年生の部員から「自分たちと同じように地元の自然を守りつつ観光資源としていく取り組みをしていた学校があり、とても勉強になった。その学校では周知活動としてパンフレットを作成していて、自分たちも梅花藻についてのパンフレットを作っていきたい」と今後の思いを語りました。
白石ロータリークラブ会長の村上さんから、白石市で今年行われる催しやお祭りのテーマが「梅花藻」に決まったことから「みなさんの取り組みの成果が現れています。今後とも協力させてください」と、ありがたいお言葉をいただきました。
科学研究部生物班梅花藻チームが、全国高校生マイプロジェクトアワード2023全国Summitに出場しました!
3月22日(金)から24日(日)までの3日間、東京の有明セントラルタワーホール&カンファレンスで開催された「全国高校生マイプロジェクトアワード2023全国Summit」に出場してきました。
全国で2,600プロジェクト・6,826人の高校生が参加した中から、48プロジェクト・85人が選ばれ会場に集まりました。2日目に行われたプレゼンテーションではオンライン配信も同時に行われ、多くの方が視聴してくださいました。機材トラブルで慌てる場面もありましたが、生徒たちは今までで最高のプレゼンを披露してくれました。また、グループ活動での意見交換や振り返りワークなどでも各自がしっかりと意見をのべ、大きく成長していく姿が見られました。
対面開催は5年振りとのことで大いに盛り上がり、濃密であっという間な3日間でした。
梅花藻チームを応援してくれた学校の皆様、卒業生の皆様、白石市役所、白石ロータリークラブをはじめ多くの町の方々に、この場を借りて御礼申し上げます。本当にありがとうございました。
吹奏楽部 オータムコンサート
10月21日(土)大河原町の仙南芸術文化センター(えずこホール)にて、吹奏楽部のオータムコンサートが開催されました。
本校校歌から始まり、クラシック曲や白高定番POPSメドレー・歌やダンスも披露され、とても充実した演奏会でした。アンコール曲が終わると、会場からは盛大な拍手が響き渡りました。
【科学研究部】内川ふるさと保全隊との梅花藻育成交流
10月16日(月)、大崎市岩出山の「内川・ふるさと保全隊」の皆様よりご依頼いただき、白石市の武家屋敷(片倉家中旧小関家)にて本校科学研究部生物班が希少植物である梅花藻の保護活動について説明しました。
大崎市岩出山を流れる「内川」は伊達政宗により人工的に築造された河川で、大崎市古川・岩出山に農業用水を供給しています。歴史的にも重要な水路であり、「世界かんがい施設遺産」にも認定されています。
そんな内川が近年の土砂災害によって汚濁し、豊かな生態系が崩れてしまったそうです。川一面に繁茂していた梅花藻が死滅し、魚も泳がなくなってしまったとのことで、内川の景観を保全・継承するために活動している「内川・ふるさと保全隊」の皆さんは大変心を痛められていました。
本校の科学研究部生物班は、白石市の沢端川に自生する梅花藻の保護研究に取り組んでいます。
今年の4月には市役所や専門家との協働保護活動の様子が新聞に取り上げられました。
→https://hakko.myswan.ed.jp/blogs/blog_entries/view/388/d89a05c6ab4af2e4afd80ccc0ab9593a?frame_id=469
今回の交流は、その新聞記事を内川・ふるさと保全隊の皆様がご覧になったことから実現しました。
視察・研修会には25名ほどの隊員の皆様と岩出山総合支所の方々が参加され、活発な意見交換が行われました。
(写真提供:大崎市岩出山総合支所)
本校生徒が保護活動の概要や、沢端川での生育状況、水槽での育成条件などを説明したところ、詳しい育成方法や共生生物についての質問が飛び交いました。
内川の生態系を取り戻したいという熱い思いに、今後も内川の環境改善に向けて協力して行く約束をしました。