白高ブログ

2019年12月の記事一覧

マンドリン部大泉病院演奏

 本校のマンドリン部が、12月14日(土)の午後1:30より、地元の大泉記念病院のクリスマス演奏会に出演してきました。サンタクロースの衣装に身を包んだ生徒たちが,「赤鼻のトナカイ」や「きよしこの夜」、「クリスマス・イブ」、「366日」などクリスマス定番曲や親しみやすい曲を演奏しました。入院患者さんや受診後の患者さん、職員の方々がリハビリ室に大勢詰めかけて聴いてくださり、約30分ほどの間、病院内に素敵なマンドリンの調べが響き渡りました。沢山の拍手を戴いた生徒たちは、感無量の面持ちでした。演奏の機会を提供していただいた大泉記念病院の皆さまに感謝申し上げます。

エイサー発表会(1年次)

 本校では10年前から、体育科と音楽科が合同で、1年生を対象にエイサー(沖縄の伝統芸能)の授業を実施しています。実施にあたり、10月から「ゆいまーる宮城エイサーの会」の武田夏子先生によるご指導を受け、12月5日(木)午後に本校アリーナにて、その発表会が開催されました。
 頭にサージ(モス布)を巻き、数人がウフデークー(大太鼓)、残り全員がパーランクー (片張り小太鼓)をもって踊り、それを別のクラスの「音楽」授業の選択者が歌と三線などで伴奏するというスタイルで、1組から7組までの全クラスから演舞が発表されました。

 生徒たちからは終わった後、「楽しかった」「やってよかった」のような声がたくさん聞こえてきました。沖縄の伝統芸能に触れ実際に演舞しながら、各クラスごとに踊りのフォーメーションや入退場の仕方、最後の決めポーズなど、独自に考えてオリジナリティー溢れる演技表現を加え作り上げていく中で、協調性やクラスの団結力を培っていったようです。これからの学校生活につなげていってほしいです。1年生のみなさん、大変お疲れ様でした。

【結果】
 踊りの部>1位:3組、2位:5組、3位:7組、
 演奏の部>1位:6組、2位:5組、3位:7組でした。

 先日の大火で被災した首里城の再建に向けて、生徒たちの演舞が復興への祈りとして届きますように…。

2・3年次進路集会

 12月4日(水)の7校時,2年次(全員),3年次(普通科のみ)が年次毎に進路集会を行いました。

2年次は修学旅行も終わり,3年0学期と例えられる大切な時期を迎えます。心は京都に置いてけぼり,身体は宮城という旅ぼけの生徒も気持ちを切り替え,いよいよ最上級生,各自の進路達成に向け気持ち新たに出発です。学年主任から「自分事として捉え,主体的に取り組むこと」という訓示が,代表生徒から「みんなで頑張って行く雰囲気を作りたい」という話がありました。最後に,進路指導部長からも熱い励ましの言葉がありました。

3年次はいよいよ受験本番です。まず、進路指導部長から「最後まで粘り強く,学年全体で,進路目標を達成する」ことに関する激励がありました。次に生徒指導担当から,今後の生活全般について気をつけること,合格者の心構えについての熱い言葉と指導が入りました。最後に年次主任から,今年度の進路動向に関する具体的な内容と昨年度合格を決めた先輩の受験報告の確認がなされ「これまでの自分たちの努力を讃えて,最後までワンチームで頑張ろう!」と,恒例のテーマソング付きの言葉で盛り上げ,会を終えました。

どの年次も,自分の目標に真摯に立ち向かうとともに,ともに歩んで来た仲間を励ましながらワンチームで頑張りましょう。

 

修学旅行に行ってきました!

 2年次生徒は、11月26日(火)~11月29日(金)の4日間で関西方面に修学旅行に行ってきました。

1日目は学年で金閣寺、清水寺を参拝し、2日目はクラス毎に大阪や京都などを散策しました。3日目は班ごとに、様々なところを訪問し、最終日は学年で奈良を訪問しました。

生徒たちは行きの新幹線から楽しんでおり、4日間全力で楽しんだせいか、帰りの新幹線ではくたくたになっていました。4日間を通して、体調不良者は若干出たものの、他には何事もなく無事に帰ってくることができました。この修学旅行で学んだ様々なことは、生徒たちにとって非常に良い思い出となったと思います。

 

「ウーパールーパー学習交流会」~船迫小学校訪問・科学研究部生物班

 本校の科学研究部生物班2年次生徒3名が、11月22日(金)に柴田町立船迫小学校を訪問し、「ウーパールーパー学習交流会」に講師として参加しました。

 「ウーパールーパー」は日本での愛称で、本当は「メキシコサラマンダー」と言います。日本ではクレーンゲームの景品になるほどおなじみのウーパールーパーですが,実は絶滅危惧種に指定されており, 2020年までにメキシコから姿を消すと言われています。科学研究部生物班ではこの貴重な生物の飼育繁殖活動を行うと共に,遺伝の研究を7年にわたり続けています。毎年春には数百匹のオタマジャクシが生まれるため,部員総出でせっせと飼育し,夏の「白高祭」で一般のお客様に有償譲渡しています。

 今回は、船迫小学校からの依頼を受け,本校生物班の生徒が小学4年生児童にウーパールーパーの生態や飼育方法についてレクチャーして交流を深め,今年生まれたウーパールーパー1匹を譲渡しました。

 生物班の生徒たちは,パワーポイントやお手製の紙芝居を活用し,クイズを出したり面白いエピソードを織り交ぜたりしながら,小学生の前で生き生きと話をしていました。小学生も以前から興味を持っていた児童が多いようで,ウーパールーパーについてよく調べていて,交流会は大盛りあがりでした。4種類(4カラー)の子どもウーパーと,水から出て肺呼吸となった珍しいタイプ,いわゆる「陸化」した1匹を食い入るように見つめる小学生の眼差しは好奇心でいっぱいで,楽しく和やかな時間はあっという間に過ぎていきました。

 後日、児童の皆さん全員からお礼の手紙をいただきました。本当にありがとうございます。そして,交流会の機会を設けていただいた船迫小学校の先生方に,心から感謝申し上げます。