白高ブログ

2021年10月の記事一覧

プラスチックごみ問題についてラジオ番組で発信しました

10月24日(日)、本校課題研究Ⅲ群(自然科学群)循環型社会ゼミ4班・7班が、亘理町のラジオ局である「FMあおぞら」のラジオ番組「We Love WATARI」に出演しました。

 

こちらの班は、昨年春に生徒2名が新設した研究チームで、学校の近くの河川上流から河口部の亘理町の海岸まで、ゴミが集まっていく様子を一年かけて丁寧に調べてきました。今年度はプラスチックゴミ問題に興味を持つ仲間が10人増え、ますます活発に活動しています。

 

番組はナビゲーターの菱沼裕美さんとの対話形式で、白石高校の「総合的な探究の時間」の中で行っているゼミ活動について、課題研究の共通テーマである「持続可能な開発目標(SDGs)」について、自分たちが行っている「阿武隈川水系のプラスチックごみ問題」の研究についてなど、約一時間の間お話しさせていただきました。

 

 生徒たちは、今回の経験を糧に更に多くの発表の機会を見つけ、仙南地域のごみ問題解決の糸口を提示できるよう、頑張りたいと話していました。

 

FMあおぞらの皆様本当にありがとうございました。

課題研究中間発表会

 10月11日(月)5~7校時1・2年生による、課題研究中間発表会が行われました。

 課題研究では1・2年生が縦割りで地方創生群、人文社会学群、自然科学群の3群計16ゼミに分かれて研究を行っています。7月より1・2年生合同でのゼミ活動が始まり、今回の中間発表会では研究目的を中心にこれまでの研究内容をiPadを用いて各教室のプロジェクター等に投影し、質疑応答含め約10分間の発表を各教室に分かれ行いました。昨年度課題研究を経験している2年生を中心に生徒主体で発表が行われ、発表を聞いた同じ所属ゼミメンバーから質疑応答やアドバイスなどが飛び交っていました。

 また、白石市や各大学、企業等から40名の講師の方々にも来校いただき今後の研究に対する助言をいただきました。高校生がこの課題研究を行い今の自分たちにできることを考えることの意味や自分事にとらえて研究に取り組むことが将来につながることなど、たくさんの講評をいただきました。

 今後はフィールドワークを実施し、1月末に予定されている課題研究全体発表会に向けて研究を深めていきます。今回の中間発表での経験を活かしメンバーで協力して研究活動を行って行きましょう。

 

課題研究フィールドワーク

 

10月25日(月),課題研究フィールドワークが行われました。10月11日(月)に行われた課題研究中間発表会を経て,何について調査すべきか,何を準備すべきか,どのように検証するのか,生徒はこの日に向けて話し合ってきました。各ゼミの班ごとに活動し,校外に調査に行く班もあれば,校内に残って調査したい企業や大学先にアポイントを取る班,検証したい実験をする班など様々でした。課題研究全体発表会も近づいてきました。どのような発表をするのか,全体発表会は1月24日(月)に開催されます。

体育祭(2日目)~特別編~

体育祭2日目のエキシビション、「部活動対抗リレー」の様子です。

大会用のユニフォームを着て部活の威信をかけて真剣に走ったり、各部活動ごとに様々な工夫を凝らした演出を織り交ぜたりしながらゴールを目指し走っていました。

全校行事を初めて体験する1年生は、2~3年生のパフォーマンスに圧倒されつつ、大喜びで応援していました。

 

 

 

体育祭(2日目)【陸上競技】

10月8日(金)、白石高校4大行事の1つ「体育祭」の2日目【陸上競技】が白高グラウンドで開催されました。

 

今年度は感染症拡大防止の観点から、四大行事の3つ(定期戦、合唱祭、文化祭)が中止や形を変えての開催となったこともあり、生徒たちはこの日を心待ちにしていました。心地良い風が吹く非常に恵まれた天候の中、例年にも増して華やかで元気いっぱいのパフォーマンスが見られました。

 

 コロナウィルス感染対策として昨年登場したハリケーンを皮切りに、400mリレー、障害物リレー、玉入れ、部活対抗リレー、学級対抗リレーなどが続き、次々に繰り広げられる熱戦に大歓声があがりました。

 

例年は定期戦で見られる応援団の演舞と吹奏楽部の演奏が披露され、会場はますます大興奮です。

 

 総合優勝は、体育祭副実行委員長の宣言通り3年6組でした。おめでとうございます!

 

 体育祭実行委員のみなさん夏休み前から本日まで長い間本当にお疲れ様でした。3年生はいよいよ本格的に受験生として頑張らなくてはいけません。体育祭や年次文化祭などで培った団結力やチームワーク、貪欲に勝ちにいく姿勢で受験勉強も頑張りましょう!

 

各競技の優勝チームは、以下のようになりました。

   ・ハリケーン      ・・・   3年4組

   ・400mリレー   ・・・  3年6組

   ・障害物リレー  ・・・  1年4組

   ・玉入れ     ・・・  3年6組

   ・学級対抗リレー ・・・ 1年生  男:1年2組   女:1年7組

              2年生  男:2年6組   女:2年7組

                                             3年生   男:3年2組   女:3年1組Aチーム

 

体育祭1日目

 今年の体育祭1日目は、10月7日(木)に行われました。開会式では、各クラス旗を持って校庭に入場し、パフォーマンスを行うなど盛り上がりました。その後、本校・旧白高・旧白女高・市営球場など競技に応じて様々な場所に分かれ、球技大会が行われました。新型コロナウィルスの影響で、文化祭等の行事がこれまで行えなかったため、今回体育祭を実施することができ本当に良かったです。

各競技の優勝チームは、以下のようになりました。

・ソフトボール・・2年 3・5組

・サッカー・・・・1年 1・2組

・キックベース・・3年 7組  

・卓球・・・・・・2年 7組

・バレー(男)・・・・3年 3・4組

・バレー(女)・・・・2年 2・6組

・バドミントン(男)・3年 1・5組

・バドミントン(女)・3年 7組

2年次普通科進路講演会

 10月4日(月),アリーナにて2年次普通科の進路講演会を実施しました。

河合塾の高橋章様から「受験に向けての心構え、今後の学習における注意点」についてご講演いただきました。

・国公立大の志願状況。

・大学によって異なる英語のR:Lの配点比。

・絶対的な学習量を確保すること。

・基本問題が解ければ6割とれる。

・模試の活用方法。

・授業に集中して取り組むこと。

これらの内容を中心に具体的に分かりやすく説明いただきました。

2年次生徒は、皆緊張した面持ちで話しに耳を傾けていました。希望進路の実現に向けて、計画的に行動することが合格への近道です。頑張っていきましょう。

ご講演頂きました、高橋様ありがとうございました。

白映祭

 9月30日(木)、白映祭が行われました。この行事は、7月に実施予定だった合唱祭(新型コロナウィルスの影響により中止)の代替行事として企画されました。

 各クラス、全員が参加・協力し、工夫を凝らした4分間の映像作品を作成しました。全員でダンスを披露したクラス、音楽PVやCMを参考にしクラスでアレンジした映像など、見応えのある映像に仕上がり、真剣に映像を鑑賞していました。3学年21クラス分の映像をみて、全員が審査投票を行い、グランプリは3年5組に決定しました。合唱祭の代替行事として、企画運営を行った実行委員の皆さん大変お疲れ様でした。

 

3年次レクリェーション

 9月30日(木)午後、3年次レクリェーションが行われました。コロナウィルスの影響で実施できなかった文化祭の代わりとして、3年次で企画しました。

 箏曲部、吹奏楽部、軽音楽部の演奏をステージで行い、クラス展示では、縁日、クイズカフェ、お化け屋敷等の企画を行いました。例年のような文化祭が出来ませんでしたが、短期間で各クラス協力して準備を行い、大いに盛り上がったイベントになりました。

保健講話が行われました

10月1日(金)の6・7校時、全校生徒対象の保健講話がリモートで行われました。尚絅学院大学の内田 知宏(うちだ ともひろ)准教授に講師をお願いし、「メンタルヘルスリテラシーを身につけよう」をテーマに講演して頂きました。

健康とはどういう状態を指すのか、現代の日本ではどんな疾病が多いのか、若者と心の健康についてのお話に始まり、「コロナウィルス」が持つ病気としての側面と不安や恐怖の対象としての側面、更に偏見や差別、嫌悪といった第3の感染症としての側面があることをご指摘いただき、更に、不安や差別から心を守る方法を教えていただきました。また、実際のストレス軽減方法など、日々生徒が直面している心の問題に寄り添う講話をしていただきました。

 生徒たちはしっかりと自分にフィードバックできるように熱心に聞き入っていました。特に今後受験のストレスがたまる3年次生徒には、自らの心の健康を保つためにも今日の講話の内容を振り返って、心も体も健康な充実した学校生活を送ってもらいたいと思います。

 

 

【生徒感想抜粋】

・先生のお話にとても納得しました。勉強においても始めるまでが一番苦しく、だらけたくなってしまいますが、やらなければ後悔するだけだと思うので、一日の小さな努力を積み重ねながら、志望校のその先を見つめて頑張りたいと思いました。まずは、心身共に健康であるために、日々の生活を向上させて楽しく生きていきたいです。(2年女子生徒)

 

・どんな時でもポジティブに気持ちを変えられる人は、人生が充実するとよく聞きますが、今回の講話を聴いてよく分かりました。心が不安なときこそ、心が強いと思い込むことで心が強くなり、心が強くなると行動に自信がついて結果も変わる・・・ということは、人生が変わる。学力などは大人になっても変わりませんが、気持ちはどんな時でも変えることができます。つまり、辛いときこそチャンスなんだということが分かりました。(2年男子生徒)

 

・成功体験をしたとき「おめでとう」「ありがとう」をお互いにたくさん言い合うことが大切。合い言葉「弱いは強い!」を胸に生きていきたいです。自分の弱さをさらけ出せる人が本当に強い人だと学びました。あまり強がらずに自分の弱さを友達や家族に見せることが大切なので、気を楽に生きようと思います。(1年女子生徒)

 

・精神疾患を抱えている人が予想以上に多くて驚いた。統合失調症の人が殺人事件を起こしたことから、精神疾患の人に対し侮蔑を感じていた。その偏見が、心の相談を妨害したり、より精神疾患の人を追い詰めたりしていたんだと罪悪感を感じた。ただ単に偏見のまなざしを向けるのではなく、きちんと精神疾患の人と向き合い、心のケアを行うことがWHOやヒューバーらの提唱する「健康」な社会の実現につながると考えた。(1年男子生徒)

 

・私はこの講話を聴く前は、精神的な病気を発症する方は働く世代の20~30代の人たちだと思っていました。ですが、約半分が14歳までに発症していると聴いてとても驚きました。それに加えて、その精神的な悩みを幼い頃から解決できずにそのままにしておくと、少なからず大人になったときまで引きずってしまうということが分かりました。これらのことを知って、やはり相談に乗ってくれる人、自分を褒めてくれる人などの存在が必要であると思いました。そして、家族という存在が大きいと思いました。家庭で子どもが相談しやすいように親の方から気持ちを聞くだとか、「えらいね」という言葉を伝えるだけで、若い世代の精神的な病気は減っていくのかなと思います。

 特に3年生は受験シーズンで心が不安定になっていると思います。そういう時こそ、身近な人が支え、息抜きさせてあげることが大切だと感じました。(3年女子生徒)

 

・本日の講話で特に印象的だったのは「学習性無力症」の話題です。小さなことでも成功体験を積み重ねて自信をキープすることで、物事に対してのモチベーションを保つことができると分かりました。僕は勉強をしているときに「これだけやってもまだ参考書の2割しか進んでない」や「前回解けた問題が解けない」というようにとても不安に感じ、逆に勉強をしていないときは「大丈夫だな」と思うことが多くあります。この状態に名称があり、その対処方法があることも教えていただき、これからの学習活動に大いに活かしていこうと思いました。これからまた不安になるようなことがある時は、易しい問題だけでも解いてみて、成功体験を積み重ねることで常に自信をキープしていこうと考えました。(3年男子生徒)