白高ブログ

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課題研究 循環型社会ゼミ オンライン学会参加・入賞

2月6日(土)、第8回日本水環境学会東北支部研究発表会がオンラインで開催され、本校の課題研究循環型社会ゼミの2つの班、計11名が参加しました。

いずれの班も今年度多くの外部発表会に参加しており、発表も質疑応答も堂々とした良い内容でした。

 

他校の発表は、カンボジアやベトナムの水衛生環境を研究するグローバルなものから、身近な雨樋を使った発電機の発明など多岐に渡り、生徒たちは大変刺激を受けた様子でした。他校への質問も積極的に行い、同世代の研究者たちと活発に意見を交換することができました。

 

東北大学、山形大学、東北工大、石巻専修大の先生方の討議の結果、優秀賞3チームが選出され、本校からも1班が受賞しました。

 

参加した生徒たちには、今回学んだことを今後の進路達成や,次年度の課題研究に活かして欲しいと思います。

 

【本校発表演題】

・河川の水質調査 ~水質を維持する大切さを世界へ伝える~ 〈優秀賞〉

 白石川を中心に5つの川の水質を成分的・生物学的に継続調査し、汚染の傾向と原因を究明しようとしている。今年度は白石川中流域に合流する荒川の汚染に言及した。

 

・仙南の廃プラスチック問題~阿武隈川水系のごみたち~

 仙南の河川と海岸のプラごみ問題の現状を調査し、メディアや各種イベント、研究発表会に参加して調査結果を多くの人に伝えている。現在、亘理町の海岸清掃をラジオ局と共同開催するため奔走中。

海洋教育フォーラムin仙台 優秀賞受賞

 

1月30日(土)、第70回海洋教育フォーラムin仙台がオンラインで開催され、本校の課題研究循環型社会ゼミの生徒が参加しました。

海洋教育推進委員会委員長の小林正典先生の講義の後、「海の生物資源を探求する」、「私たちの海のSDGsへの取り組み」、「海をめぐる課題と啓発コンテンツの提案」というテーマのもと、3つの分科会に分かれて発表が行われました。

 

 本校からは課題研究のⅣ群循環型社会ゼミ4班が第2分科会に参加し、仙南の河川と海岸のプラスチックごみ問題の現状について発表しました。

 

コメンテーターとして参加された広島大学や長崎大学の先生方をはじめ、非常によく似たテーマで研究活動をしている他校の生徒の皆さんと意見交換をすることができ、大変有意義な時間となりました。

 

 司会進行をしてくださった仙台城南高校の脇坂先生(前本校校長)からもお褒めの言葉をいただき、参加した生徒は今後の探究活動や進路目標達成に向けて、ますます意欲が湧いた様子でした。

 

後日、公益社団法人日本船舶海洋工学会海洋教育推進委員会より「優秀賞」の賞状が届きました。

受賞した皆さんおめでとうございます。

プラスチックゴミ問題についてラジオ番組で発信しました

11月29日(日)、本校課題研究Ⅳ群(自然科学群)循環型社会ゼミ4班が、亘理町のラジオ局である「FMあおぞら」のラジオ番組「週末なび」に出演しました。

(*12月29日(火)14:00~再放送決定)

 

こちらの班は、春から始まった課題研究においてプラスチックゴミ問題に興味を持ち、学校の近くの河川上流から河口部の亘理町の海岸まで、ゴミが集まっていく様子を丁寧に調べてきました。

 

今回は、調査の際にお世話になった仙台市の環境系学生団体「海辺のたからもの」の代表の方にご紹介いただき、株式会社エフエムわたり様より出演依頼をいただいての参加でした。

 

番組はパーソナリティの吉田圭さんとの対話形式で、白石高校の「総合的な探究の時間」の授業の中で国連が掲げる「持続可能な開発目標(SDG‘s)」をテーマとして行っている課題研究についてや、自分たちが行っている「阿武隈川水系のプラスチックごみ問題」の研究についてなど、約一時間もの間お話しさせていただきました。

 

 生徒たちは、今回の経験を糧に更に多くの発表の機会を見つけ、仙南地域のごみ問題解決の糸口を提示できるよう、頑張りたいと話していました。

 

FMあおぞらの皆様、環境系学生団体「海辺のたからもの」の皆様、本当にありがとうございました。

白石川水質調査・プラスチックゴミ回収

 

 8月6日(木)、課題研究Ⅳ群の白石川水質調査班と海洋プラスチック調査班が、合同で白石川にフィールドワークに行きました。水質の指標となる水生昆虫を集めたり、化学的検査用に河川の水を採取したりすると共に、川の周囲や川底のゴミを集めました。ほんの数十分のうちにゴミは山のようになり、生徒たちはもちろん引率した教員も大変驚きました。

レジ袋、空き缶、ペットボトルなどの一般ゴミの他、肥料や農薬の袋、花火、タイヤ、リプロデルタ(土地の境界杭)までありました。(*写真のゴミはほんの一部です。)

 生徒達は河川や海洋のゴミ問題の深刻さを改めて感じ、この状況を多くの人に知ってもらいたいと話していました。

今回見つけたゴミは課題研究のデータとして使用した後、ゼミ員で協力して分別し、適切に処分いたします。