白高生の生活を紹介
おもしろいし市場にて「白高肉めし」商品化
1月22日(水),白石おもしろいし市場にて,課題研究Ⅰ群地方創生ゼミのメンバーが理事長である阿部さんやササニシキ農家の村上さんへ,「白高肉めし」商品化のプレゼンを行い,承認されました。
本校の総合的な学習・探究の時間で行われている課題研究,そのⅠ群地方創生ゼミのメンバーが,白石市農林課による白石産ササニシキ復活プロジェクトに加わり,自らも稲刈りに参加して収穫した天日乾燥のササニシキ。昨年11月24日(日)に行われた第1回ササフェスイベントでは,白高食堂メニューの1つ「肉めし」に,このササニシキを使用して販売したところ,あっというまに200食近くが完売しました。2月8日(土),9日(日)に白石おもしろいし市場の食堂で販売され,その後も月1回限定で提供されるようです。白石高校卒業生の皆さん,一食いかがですか?
今回のプレゼンには,地域おこし協力隊の竹田さん,白石市総務部の日下さん,農林課の木須さんをはじめ,お世話になった多くの方々が同席し,一緒に「白高肉めし」を食しました。
なお,今日の様子は県内ニュースとして1月23日(木)11時半頃,ミヤギテレビでも放映される予定です。
1・2年次 課題研究 ゼミ毎発表会
1月14日(月)午後,1・2年生の「M&Tタイム」課題研究ゼミ毎発表会がありました。
5月から1・2年生全員約560名が下記のように4群17ゼミ59班に分かれ,地域や県,世界の諸問題に関するフィールドワーク,調査,実験など課題研究に取り組んできました。今回は27日(月)の事前発表会として各班10分, iPadを片手に各教室のプロジェクターにGoogleスライドを投影しての発表・質疑応答が行われました。
1月27日(月)には,本校アリーナを会場に全59班が研究発表する「ポスターセッション」が行われます。保護者の方には生徒を通じて案内が配付されておりますが,申込不要にて当日の見学が可能です。生徒の研究成果をぜひご覧ください。
受験激励会
1月17日(金)午後、普通科3年生の受験生を対象に、大講義室で「受験激励会」が開かれました。
最初に校長先生は、過去の経験談を交えながら「目標を達成する道のりは様々ある。そして、大事なのは途中でめげないことと、絶対に実現してやるんだという心を持つことです。受験はここからスタートです。健闘を祈ります。」と励ましの言葉を述べました。
続いて進路指導部長の先生からも激励の言葉があり、そのあと副主任から受験にむけての諸注意がありました。最後に、3年次主任からも激励の言葉がありました。
また、推薦等ですでに進路が決まっている3年生普通科の生徒と、3年生看護科の生徒からメッセージ付きのティッシュとお菓子の差し入れがありました。普通科、看護科、教員、保護者、全員が受験生を心から応援しています。落ち着いて全力を出し切りましょう。健闘を祈ります。
新年の全校集会
1月7日(火),冬休みが終わり本日より授業開始です。大掃除のあと全校集会が行われ,校長先生の講話がありました。
「地球の温暖化によって地球を冷やす役割を持つ北極の海氷が溶け始めるなど,北極海の温暖化が特に進んできている。それにより,太陽光の反射率(アルベド)が下がり,永久凍土が溶けてメタンガスが放出され,中緯度上空を吹くジェット気流の蛇行にも影響を及ぼし,異常気象の要因にもつながっている。地球は,北極の海氷や凍土,大気の循環などの役割をつなげて,1つのシステムとして極端な気候に陥らないようバランスを保ってきた。ところが,今,そのバランスが崩れ始め,人類は『地球の限界(プラネタリー・バウンダリー)』を越えつつある。私たちは,『地球システム』を守れるかどうかの分岐点に立っている。しかし,私には地球への危機感とともに,白高生への希望がある。このような時代に生きていることを感じとり,課題研究で地方創生やSDGsを扱ったテーマを外部大会で発表し,表彰された班がある。よりよい未来をつくる志を語ってくれた生徒や,自ら行動を起こし始めた生徒もいる。この1年も,さまざまな知識を吸収し結びつけ自ら考える力をつけると同時に,よりよい社会を作るために心を動かしていこう。白石高校生に大いに期待している。」と話されました。
社会をより良くするために学び,力を発揮する白石高校生であって欲しいという校長先生の思いを感じる講話でした。
第2回白石市の魅力向上ワークショップ参加
12月26日(木),白石市創生対策室主催による「第2回白石市の魅力向上ワークショップ」に1・2年次課題研究「地方創生」に所属する20名が,本校の代表として参加しました。当日は白石市内の企業の方,農業を営む方,一般市民の方などとグループワークを行い,白石市の魅力について考えました。
まず,NECソリューションズの大守さんをファシリテーターとして,白石市の現状と課題についての講話があり,次に第1回会議で「白石ササフェス」を計画し,実際に先日イベントを行った本校生のグループも発表しました。その後「白石のササニシキ」と白石市の他の魅力とコラボするプロジェクトを班ごとまとめ,発表して終了しました。
今回も白石市を盛り上げようとする方々との貴重な出会いの場となりました。前回から継続して参加した生徒はグループワークも要領よく,プレゼンテーションも大変上手になっていました。この会議をきっかけに将来の夢が定まった生徒もいるようです。2年生は今後の進路へ,1年生は次年度の研究に活かして欲しいと思います。