カテゴリ:学校全体
白高祭 3年ぶりに本格開催!
8月26日(金)・27日(土)に、白高祭が行われました。
コロナ感染拡大防止のため、一般の方の来場は控えていただき、保護者の来場についても制限をさせていただきました。他にも、学年で動きを分けたり、登校時間をずらすなどの出来る限りの対策をとることで、2日間の白高祭を無事に終えることが出来ました。
今年は、全学年が初めての白高祭となりました。文化部は多くの教室で展示や販売など、いろいろな催しを行っていました。また、箏曲部や吹奏楽部などはアリーナでの演奏を行い、書道部は校庭でパフォーマンスを行いました。どの部もいきいきと楽しく白高祭を盛り上げていました。とくにマンドリン部はサプライズ参加の先生方が沢山いて、紹介されるたびに歓声が上がっていました。
多くの文化部が、自分たちの作品展示や販売会・来場者への説明と案内をしていました。
男子バスケ部は昇降口横でフリースローゲームをしていました。
吹奏楽部・マンドリン部・箏曲部・軽音楽部のそれぞれが、素敵な演奏を披露してくれました。
観客の生徒たちも大いに盛り上がり、校舎中に演奏が響き渡っていました。
書道部は1日目に校庭で、書道パフォーマンスを行いました。音楽に乗せて昇り龍を描き、本校の校訓の一つ「自彊不息」を中心に己の道を行けとしたためました。息を合わせて書を進めていく姿に、ベランダから見ていた観客は拍手喝采でした。
3年生はクラス毎にお化け屋敷や縁日など、夏のイベントを企画しました。お化け屋敷には順番待ちの列が出来るほど、多くの来場者で賑わっていました。
閉祭式はアリーナ収容人数の制限から3年生だけで行われました。実行委員や有志を中心にダンスを披露し、3年生全員がスタンディングオベーションで多いに盛り上がりました。
開催にあたり、実行委員長をはじめ実行委員の生徒・有志の生徒・担当の先生方など、多くの方々の苦労と熱意があったことと思います。お疲れ様でした!!
オープンスクール(学校説明会)
7月30日(土)にオープンスクール(学校説明会)を開催しました。県内各地から中学2,3年生とその保護者あわせて888名の方々に参加をいただきました。今年度も例年と同じように,教員と生徒が一体となりオープンスクールの運営を致しました。
9時からの全体説明会では,生徒会役員が写真や動画を使って学校生活の様子について紹介しました。また,本校入試担当から普通科・看護科それぞれの入試についても説明がありました。全体説明会の後は,普通科志望の中学生・保護者を2グループに分け,在校生との座談会や校舎案内,看護科志望の中学生・保護者に向けて看護科説明会を行いました。看護科では実習室等ツアー動画の視聴や授業ノートや物品の紹介,専攻科生徒から看護科の学校生活について紹介がありました。
県内においても新型コロナウイルス感染が急拡大するなか,人数制限のため,急遽グループ分けを行い,動画配信が滞るなど,参加者の皆様にはご不便をおかけした点もありました。今回,様々な理由で参加できなかった中学生の皆さんは,ぜひホームページ上にある特設サイトをご覧いただき,本校の校風や教育内容をご覧になってください。参観いただいた保護者の皆様,暑い中ありがとうございました。
【オープンスクールアンケートより(一部抜粋)】
*保護者が入れないオープンスクールを実施する高校もある中で,本日のように開催していただき非常にありがたいと感じました。先生方や生徒が,白高の良さを分かって欲しい!という熱意を感じました。
*生徒会主催説明会は、とても明るく楽しそうな雰囲気が伝わり良かったです。進学状況も詳しく知ることができ参考になりました。
*学校が新しく広いのがいい。そして生徒たちが楽しそうな印象を持った。この学校に入れば自分の子供も伸びていくのではないかという期待が持てた。
*生徒のみなさんが積極的に挨拶をしてくれました。普段からしている生徒さんなのだと感心しました。
*合唱祭の映像を見て、男の子たちがちゃんと歌っていて驚いた。あの姿を見ると何でも真面目に一生懸命取り組む生徒たちが多いのではないかと思い,好印象を抱いた。
*説明がわかりやすい。意欲,支援力が素敵。現代的,魅力的でした。
*グループ分けが明確でなかったため、戸惑うところがあった。自主性を重んじる校風には大変好感がもてる。これからの時代,自走できる人財は,企業だけでなく社会からも重宝されると思う。そのことをキチンと意識した学習計画がされていることがわかり,有意義な時間となった。
*YouTube配信でトラブルって,スムーズに観れず、、、と思ったが,最後に先生の説明で魅力を感じました。自分が学生なら入りたいと思いました。
*コロナの感染者が増加の中、中止せずオープンスクールを行って頂き有り難うございました。感染対策も色々と考えて、生徒さん達にも協力して頂いたことに感謝致します。
3年ぶりの合唱祭
7月1日(金),本校の伝統行事「白高合唱祭」が2019年以来3年ぶりに開催されました。1~3年生(普通科・看護科)がクラス対抗で課題曲(校歌)と自由曲の計2曲を歌いました。審査員には本校の校歌作成に携わっていただいた白石高等学校七ヶ宿校の目黒恵子副校長先生をはじめ,佐々木教頭先生,日下・菊地両主幹先生,萱森先生に担当いただきました。
今年度は考査後からわずか1週間ほどしかない練習期間の中,練習・本番時とも不織布マスクを着用し,換気の徹底やソーシャルディスタンスを保つなど,可能な限りの感染対策を行い,ようやく3年ぶりに合唱祭を行うことができました。発表会当日も学年やクラスを入れ替えながらアリーナを出入りし,他学年の発表を教室で視聴するなど,全校生徒がアリーナに集まることはできませんでしたが,クラスごとに工夫を凝らした発表が見られ,今まで以上にクラスの団結力が高まったことでしょう。当日まで中心となって活動していた合唱祭実行委員や,生徒会の皆さん大変お疲れ様でした。
【成績】
グランプリ 3年5組 自由曲「いのちの名前」
金 賞 1年6組 自由曲「僕のこと」
2年4組 自由曲「空も飛べるはず」
3年7組 自由曲「いのちの歌」
指揮者賞 3年7組 日下さん,3年2組 猪股さん
伴奏者賞 3年2組 宍戸さん
【図書館】「沖縄をもっと知る」展 開催中!
2022年は,沖縄がアメリカから日本に返還されて50年になります。
今年は,沖縄本島北部のやんばるを舞台にしたNHK連続テレビ小説「ちむどんどん」が放映されたり,沖縄出身の脚本家による企画・脚本で怪獣ブームを巻き起こした「ウルトラマン」へのオマージュにあふれた映画「シン・ウルトラマン」が公開されたりしています。
そんな中で,白高生の皆さんにもっと沖縄について知ってもらえるよう,展示を企画しました。
はやくも「沖縄をもっと知る」展に気づいた図書館ツウの生徒たちは,70冊近くある書籍を眺めて目を輝かせていました!
「三高探究の日」の研究発表会に参加しました
5月17日(火)に仙台第三高校にて開催された探『三高探究の日』の研究発表会に、本校の課題研究から2つの班(計17名)が参加しました。
午前の部は、8月の全国総文祭出場予定の仙台三高自然科学部化学・生物・地学の各班の発表から始まりました。高校生とは思えないほどの研究内容と質疑応答の素晴らしさに、参加した本校生徒たちは自分たちの発表に向け緊張感とやる気を募らせていました。
その後行われたポスター発表では、教室や体育館を会場に79もの班が90分間繰り返し発表を行いました。本校生徒達もこの1年間に行った活動の成果を発表し、活発な質疑応答の中でプレゼンテーション能力と科学的なコミュニケーション能力を向上させることができました。
午後の口頭発表では、オンラインで台湾師範大学附属高級中学との英語での発表をはじめ、計28会場で発表が行われました。
今後の研究の構想を発表する「テーマ発表3min」では、短い発表時間の中でも、視聴者の興味関心をぐっと惹きつける独創的なテーマ設定や、アプローチの仕方など、参考になることが多くありました。本校の生徒たちは「自分たちだったらどのように研究を進めるか」などを考えながら、積極的に質問をしていました。
開会式の挨拶の中で「人は面白いことを知ったら人に伝えたくなる」という言葉がありました。今回参加したメンバーは、本当にその通りだと笑いながら、「昨年度の研究が面白くて楽しくて、人に伝えたくて仕方なくなった」と話していました。
今年度の課題研究は始まったばかりです。今回参加したメンバーだけでなく、どの班にも「人に伝えたくて仕方なくなる」ような、面白くて興味深い探究活動をして欲しいと思います。
発表班:
台湾師範大学附属高級中学1班(オンラインでの英語による口頭発表)、
仙台三高 自然科学部3班、理数科18班、普通科58班
志津川高校1班(ポスター発表)、
白石高校2班(ポスター発表)
(仙台三高 HPより)
仙南総体・定期戦報告会/県総体壮行式
5月25日(水)の6・7校時に仙南総体・定期戦報告会と県総体壮行式がアリーナで行われました。佐藤校長先生の挨拶では2年ぶりに開催された白角定期戦の健闘が称えられ,定期戦・仙南総体での選手・応援団の活躍を労いました。各部からは仙南総体・定期戦の結果報告があり,県総体へ向けて部長が意気込みを話しました。それに対し,応援団がエールをおくり,選手たちの士気を高めました。感染対策のため,アリーナには選手しか入れませんでしたが,ZOOM配信を見ながら,全校生徒も各教室でエールを送りました。3年生にとっては最後の大会になり,ここで引退する人も多いと思います。悔いが残らないようベストを尽くしてください。
ビブリオバトル開催!
ビブリオバトルとは「本を通して本を知る、本を通して人を知る」をキャッチフレーズにした、本を紹介するコミュニケーションゲームです。
自分が面白いと思った本を1冊持ち寄り、一人ずつ紹介していきます。最後に、どの本が一番読みたくなったか投票し、多くの票を集めた本がチャンプ本となります。
今回は、クラス毎に全学年で同時に行われました。
持ち寄る本は何でも良いようで、小説や歴史書・マンガ本・絵本などを紹介する生徒が多い中、自彊不息(本校の進路のしおり)を紹介している強者もいました。
クラスによっては担任の先生も本を紹介しており、数学の本を片手に京都大学の望月教授が「ABC予想」を証明した話をしていました。
自分の好きな本に興味を持ってもらうように伝える難しさと、自分では手に取ることのない本を知ることの楽しさが入り交じった時間でした。
スマホやタブレットで本を読む時代ですが、ページをめくる楽しさを改めて知る時間にもなりました。
生徒総会/仙南総体・定期戦壮行式
今年度の前期生徒総会は感染対策を徹底し,放送室と各教室を結び,オンラインで行われました。生徒会執行部が中心となり,無事すべての議事を終えることができました。
生徒総会の後は仙南総体・定期戦壮行式が行われました。感染対策のためアリーナには選手のみが集まり,各部へ応援団よりエールが贈られ,その様子は各クラスへZOOM配信されました。式では教頭先生からの力強い「必勝白高!」の激励の後,各部が登壇し,「必勝白高!」を誓いました。コロナ渦における部活動は,様々な制約を強いられたはずですが,無事大会が開催され,仲間と乗り越えた練習の結果を出せるよう願っています。必勝!白高!
1年次生 学校生活本格始動!
緊張した入学式から2週間が過ぎました。対面式や部活動紹介などのオリエンテーションやガイダンスも終わり、先週から通常授業が始まりました。
本校の1日は、8時35分の朝学習から始まり45分7時間授業となっています。
全ての教室にICT器機が設置されているので、プロジェクターと黒板を組み合わせた授業が展開されています。授業を受ける生徒たちの眼差しはとても真剣で、先生方の授業にも熱が入ります。
音楽や体育などの実技の授業では、現在のコロナ禍を反映してマスク着用での授業となっています。そんな中でも生徒たちは、音楽では発声練習や校歌の練習をピアノに合わせて楽しく歌い、体育では整列や隊形変化の集団行動をきびきび動いていました。美術のデッサンでは自分の手を描いていましたがとても上手で驚きました。
いろいろ規制された中での高校生活ですが、多くのことを学び、体験していってほしいものです。
これから暑くなってきますので、コロナ対応と熱中症予防のバランスを上手に取って勉強や部活動が充実したものになれるよう、学校側も尽力いたします。みなさんもご協力お願いいたします。
換気や手洗い・消毒、昼食時の黙食など、一人一人が出来る基本的な対策が一番大切です
2022年春 校長挨拶
皆さん こんにちは。
宮城県白石高等学校のホームページにアクセスしていただきありがとうございます。
保護者の皆様,地域の皆様,同窓生の皆様方には,日頃より本校の教育活動に対し,ご理解とご協力をいただき深く感謝申し上げます。
本校は明治32年刈田中学講習会として創立した(旧)宮城県白石高等学校(男子校)と,明治44年白石町立白石実科高等女学校として創立した(旧)宮城県白石女子高等学校という,長年に渡って,地元白石市をはじめ日本国内や海外で活躍する人材を数多く輩出してきた2つの学校が統合して,平成22年4月に創立された高等学校で,今年で統合から13年目を迎えました。統合前の2つの学校の歴史と伝統を受け継ぎながら,「志操凜風・進取創造・自彊不息」の3つの校訓のもと,教育目標として「21世紀の社会を担う人材育成:心身ともに健全で,地域社会及び国家に貢献するとともに,グローバルな視点に立って地球社会をリードできる有為な人材を育成する」を掲げ,全日制課程では進学重視型単位制を導入している普通科と,5年一貫教育により看護師養成を目指す看護科を併設し,特色のある教育活動を展開しています。特に,探究活動(総合的な探究の時間)においては,先鋭的な取組を展開し,生徒がまとめた研究成果の数々は,外部から高い評価を頂いております。
白石高等学校には,きめ細やかな学習指導・進路指導により,生徒一人ひとりのニーズに合わせた進路希望実現に向けた校内体制が整っております。令和3年度については,令和2年度に続き,全日制普通科において東北大学をはじめ国公立大学へ多くの現役合格者を出し,また専攻科看護科においては看護師国家試験の100%合格を達成しています。本校の詳しい教育活動の内容,生徒の素晴らしい活躍状況,進路状況につきましては,当ホームページや学校通信等で随時お知らせいたします。是非ご覧いただき,本校への理解を深めていただければ幸いです。
今後も生徒一人ひとりの個性を大切にしながら,入学した生徒全員が「白石高等学校で学んで良かった」と思える学校を目指し,全教職員一丸となって教育活動に励んで参りますのでよろしくお願い申し上げます。
令和4年4月 宮城県白石高等学校長 佐藤 浩