白高ブログ

タグ:課題研究

ヘルスゼミ「白石城周辺のウォーキングマップ作成への取り組み」を『広報しろいし』で紹介いただきました

本校の課題研究の授業で,健康寿命を延ばすための研究に取り組んでいる「ヘルスゼミ」の生徒たちが,白石市から取材を受けました。その取材の様子が,白石市の広報誌『広報しろいし2022年12月号』に掲載されています。

(白石市(2022)『広報しろいし2022年12月号』,8ページより抜粋)

 

この研究グループには,看護科の生徒たちが多く所属しています。

看護師の卵である彼女たちは,看護の授業で学んだ知識や体験を生かし,高齢者にも楽しんでもらえるウォーキングマップの作成を目指して活動しています。

 

なお,『広報しろいし』は,白石市のホームページで読むことができます。

 

省エネ・循環型社会ゼミ tbc『Nスタみやぎ』でオンラインミーティングの様子が紹介されました

 11月28日(月)夕方に東北放送で放送された『Nスタみやぎ』の中で,本校生徒たちが企業の方とオンラインでミーティングをしている様子が紹介されました。

 今回のニュースは,リサイクルに取り組む大河原の企業を特集したものです。

 その企業の取り組みの中で,企業の方と本校生徒たちがオンラインでミーティングしている様子や,本校生のコメントが取り上げられていました。

 

 本校における課題研究(総合的な探究の時間)のゼミ「省エネ・循環型社会ゼミ」では,廃プラスチック問題の研究に取り組んでいます。

 生徒たちは,河川や海岸の調査,清掃,啓蒙イベントの開催など,多岐に渡って活動しており,社会のために自分たちにできることを,楽しみながら探し,そして実践しています。

 

動画はありませんが,文章の記事は下のリンク先で見ることができます。

ぜひご覧ください。

 

□ TBS NEWS DIG

tbc東北放送『「プラスチックが悪者ではない」廃プラのリサイクルが進まない“根本的な理由”とは?』

2022年11月29日(火)06:00掲載

 

本校生徒のコメントと写真が掲載されたページ(5ページ目)

 

2022 SHIROISHI ホワイトクリスマスマーケットに出店します

2022年12月9日(金)~11日(日)に,白石市すまiる広場でホワイトクリスマスマーケットが開催されます(主催:ホワイトクリスマスマーケット実行委員会)。

 本校の課題研究(総合的な探究の時間)で地域活性化について研究している「ライフゼミ」では,地元のササニシキを使ったスイーツの販売を予定しています。


 白高生のブースは,10日(土)14時~18時頃の出店となる予定です。

 ホワイトクリスマスマーケットにお越しの際は,白高生のブースにもぜひお立ち寄りください。

「三高探究の日」の研究発表会に参加しました

5月17日(火)に仙台第三高校にて開催された探『三高探究の日』の研究発表会に、本校の課題研究から2つの班(計17名)が参加しました。

 

午前の部は、8月の全国総文祭出場予定の仙台三高自然科学部化学・生物・地学の各班の発表から始まりました。高校生とは思えないほどの研究内容と質疑応答の素晴らしさに、参加した本校生徒たちは自分たちの発表に向け緊張感とやる気を募らせていました。

 

その後行われたポスター発表では、教室や体育館を会場に79もの班が90分間繰り返し発表を行いました。本校生徒達もこの1年間に行った活動の成果を発表し、活発な質疑応答の中でプレゼンテーション能力と科学的なコミュニケーション能力を向上させることができました。

 

 

午後の口頭発表では、オンラインで台湾師範大学附属高級中学との英語での発表をはじめ、計28会場で発表が行われました。

 

今後の研究の構想を発表する「テーマ発表3min」では、短い発表時間の中でも、視聴者の興味関心をぐっと惹きつける独創的なテーマ設定や、アプローチの仕方など、参考になることが多くありました。本校の生徒たちは「自分たちだったらどのように研究を進めるか」などを考えながら、積極的に質問をしていました。

 

開会式の挨拶の中で「人は面白いことを知ったら人に伝えたくなる」という言葉がありました。今回参加したメンバーは、本当にその通りだと笑いながら、「昨年度の研究が面白くて楽しくて、人に伝えたくて仕方なくなった」と話していました。

 

今年度の課題研究は始まったばかりです。今回参加したメンバーだけでなく、どの班にも「人に伝えたくて仕方なくなる」ような、面白くて興味深い探究活動をして欲しいと思います。

 

 

発表班:

台湾師範大学附属高級中学1班(オンラインでの英語による口頭発表)、

仙台三高 自然科学部3班、理数科18班、普通科58班

志津川高校1班(ポスター発表)、

白石高校2班(ポスター発表)

                 (仙台三高 HPより)

【課題研究】 課題研究レポート・ゼミ閉じ

 1月31日~3月9日の期間に、1、2年生は課題研究のまとめとして個人レポートを書き上げました。

 

2月24日には1年間の活動を振り返り研究の概要や研究を通して身につけた力をまとめるとともに、グループ内で読み合って、来年度に向けての課題を話し合いました。

最終日である3月9日には、各班長に年間を通して感想を述べてもらうなどしてゼミ活動を閉じました。

 

今年度の探究活動の時間は終了しますが、1年次は来年度も研究が続きます。さらに研究の内容が深まるよう、引き続き意欲的に取り組んでほしいと思います。

【課題研究】企業人との交流会

5月24日、6月14日、6月28日の三日間、一年生を対象に「専門人との交流会」が開かれました。

 

この交流会は、実社会で活躍されている方々や最先端の研究に携わっている方々からのお話を聞くことによって課題研究の研究テーマを考えることや、新聞ワークショップを通して,資料の探し方,読み方,まとめ方を身に付けることを目的としています。

 

当日は、財務省東北財務局、河北新報社 防災・教育室、中小企業同友会、NPO法人水守の郷七ヶ宿、白石市地域おこし協力隊、LOGOS・つなぐ、弘前大学、東北工業大学、東北大学、東北福祉大学、福島大学、山形大学、宇都宮大学、から先生をお招きし、各教室、講義室に分かれてご講演いただきました。

さらに、外務省の皆様、環境先進国である北欧デンマーク在住のジャーナリストニールセン北村朋子さんにはオンラインで講話をしていただきました。

 

 

  北上川河口域のヨシ原再生に向けた取り組みをされている東北工業大学の山田先生の講話では、自然環境の変化を数値化して実証する難しさや面白さに加え、そこに住む生物や人々のことまで考えた研究アプローチの仕方など、生徒たちにとって興味をそそられる内容が多くありました。また、先生がおっしゃっていた「誰かの正解が皆の正解とは限らない」というお言葉や「学外の人と信頼関係を結び、助けてもらえる人になって欲しい」というお言葉に、はっとした生徒も多かったようです。

 

大学教員からベンチャー企業の起業家へ転身した株式会社 CrowLab代表取締役(宇都宮大学バイオサイエンス教育研究センター特任助教)の塚原先生からは、「高いハードルを本気で越えようとすれば、低いハードルはいつの間にか越えている」というお話があり、今回の講話をきっかけに「自分は何を成し遂げたいのか」「1年後、3年後、10年後・・・の自分」「いつまでにどんなスキルを身につけるのか」など具体的に意識した生徒も少なくないと思います。

 

 

どのお話も、「課題研究」という学校の授業だけに留まらず、自分たちはこれから“どう生きていくか”“どう社会に貢献していくか”等を考えさせられる内容ばかりでした。

また、多くの講演はSDGsの各トピックに関連しており、先生方ご自身の経験も交えてわかりやすくお話を頂きました。生徒たちは、二度と聞けないような貴重な話に目を輝かせ、引き込まれるようにお話を聴いていました。今後の課題研究や、今後の人生で本日の講演内容を活かしてほしいと思います。

 

 

課題研究 循環型社会ゼミ オンライン学会参加・入賞

2月6日(土)、第8回日本水環境学会東北支部研究発表会がオンラインで開催され、本校の課題研究循環型社会ゼミの2つの班、計11名が参加しました。

いずれの班も今年度多くの外部発表会に参加しており、発表も質疑応答も堂々とした良い内容でした。

 

他校の発表は、カンボジアやベトナムの水衛生環境を研究するグローバルなものから、身近な雨樋を使った発電機の発明など多岐に渡り、生徒たちは大変刺激を受けた様子でした。他校への質問も積極的に行い、同世代の研究者たちと活発に意見を交換することができました。

 

東北大学、山形大学、東北工大、石巻専修大の先生方の討議の結果、優秀賞3チームが選出され、本校からも1班が受賞しました。

 

参加した生徒たちには、今回学んだことを今後の進路達成や,次年度の課題研究に活かして欲しいと思います。

 

【本校発表演題】

・河川の水質調査 ~水質を維持する大切さを世界へ伝える~ 〈優秀賞〉

 白石川を中心に5つの川の水質を成分的・生物学的に継続調査し、汚染の傾向と原因を究明しようとしている。今年度は白石川中流域に合流する荒川の汚染に言及した。

 

・仙南の廃プラスチック問題~阿武隈川水系のごみたち~

 仙南の河川と海岸のプラごみ問題の現状を調査し、メディアや各種イベント、研究発表会に参加して調査結果を多くの人に伝えている。現在、亘理町の海岸清掃をラジオ局と共同開催するため奔走中。

海洋教育フォーラムin仙台 優秀賞受賞

 

1月30日(土)、第70回海洋教育フォーラムin仙台がオンラインで開催され、本校の課題研究循環型社会ゼミの生徒が参加しました。

海洋教育推進委員会委員長の小林正典先生の講義の後、「海の生物資源を探求する」、「私たちの海のSDGsへの取り組み」、「海をめぐる課題と啓発コンテンツの提案」というテーマのもと、3つの分科会に分かれて発表が行われました。

 

 本校からは課題研究のⅣ群循環型社会ゼミ4班が第2分科会に参加し、仙南の河川と海岸のプラスチックごみ問題の現状について発表しました。

 

コメンテーターとして参加された広島大学や長崎大学の先生方をはじめ、非常によく似たテーマで研究活動をしている他校の生徒の皆さんと意見交換をすることができ、大変有意義な時間となりました。

 

 司会進行をしてくださった仙台城南高校の脇坂先生(前本校校長)からもお褒めの言葉をいただき、参加した生徒は今後の探究活動や進路目標達成に向けて、ますます意欲が湧いた様子でした。

 

後日、公益社団法人日本船舶海洋工学会海洋教育推進委員会より「優秀賞」の賞状が届きました。

受賞した皆さんおめでとうございます。