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2・3年次進路集会
12月4日(水)の7校時,2年次(全員),3年次(普通科のみ)が年次毎に進路集会を行いました。
2年次は修学旅行も終わり,3年0学期と例えられる大切な時期を迎えます。心は京都に置いてけぼり,身体は宮城という旅ぼけの生徒も気持ちを切り替え,いよいよ最上級生,各自の進路達成に向け気持ち新たに出発です。学年主任から「自分事として捉え,主体的に取り組むこと」という訓示が,代表生徒から「みんなで頑張って行く雰囲気を作りたい」という話がありました。最後に,進路指導部長からも熱い励ましの言葉がありました。
3年次はいよいよ受験本番です。まず、進路指導部長から「最後まで粘り強く,学年全体で,進路目標を達成する」ことに関する激励がありました。次に生徒指導担当から,今後の生活全般について気をつけること,合格者の心構えについての熱い言葉と指導が入りました。最後に年次主任から,今年度の進路動向に関する具体的な内容と昨年度合格を決めた先輩の受験報告の確認がなされ「これまでの自分たちの努力を讃えて,最後までワンチームで頑張ろう!」と,恒例のテーマソング付きの言葉で盛り上げ,会を終えました。
どの年次も,自分の目標に真摯に立ち向かうとともに,ともに歩んで来た仲間を励ましながらワンチームで頑張りましょう。
DF(ディレクトフォース)講演会
7月23日(火)の13時頃、1~3年次希望者約100名を対象に、SDGsの目標に関連した1時間の講演を2回行っていただくDF講演会がありました。講師には、JLTホールディングス・ジャパン(株)顧問の山田氏、元 東レインターナショナル常務取締役の水口氏、セントルイス大学名誉教授の野口氏、元 東レ・デュポン(株)役員の盤若氏にお越し頂きました。
各教室に分かれてご講演頂き、山田氏からは「グローバル化の光と影」というテーマで、グローバル化による良き点や弊害について、トランプ政権の話を交えながらお話し頂きました。さらに、クロマグロの養殖と海洋資源についてお話し頂きました。
水口氏からは「グローバル化する社会と世界の飢餓」というテーマで、WFPや世界の飢餓について、映像を使いながらお話し頂きました。
野口氏からは「診療等を通じてグローバル社会で必要とされる心構え」というテーマで、未熟児の生存率から医療の進歩の話や、世界の国々と日本を比較して日本の医療技術の高さをお話し頂きました。また、小児科での経験を活かしたお話も頂きました。
盤若氏からは「多文化共生社会で活躍する上での心構え」というテーマで、アジアでの児童労働の改善や現状、インドネシアでの腐敗認識指数(国家の汚職などがあるかどうかの指数、0が最も腐敗している)をあげる運動などについてお話し頂きました。
全体を通して、自分たちはこれから“どう生きていくか”“どう社会に貢献していくか”“どこで働き、誰と働くか”等考えさせられる内容ばかりでした。また、各講演はSDGsの各トピックに関連し、その話をご自身の経験を踏まえわかりやすくお話頂きました。生徒たちは、二度と聞けないような貴重な話ばかりで目を輝かせ、引き込まれるように聴いていました。今後の課題研究や、今後の人生で本日の講演内容を活かしてほしいと思います。