校舎
現在の白石高校の校舎は、旧白石高校の第2グラウンド跡地に建設されました。普通科棟 ・看護科棟・管理棟・アリーナから成り立っています。
ここでは、校舎の特長と、敷地および建物内部のレイアウトについて紹介します。
ここでは、校舎の特長と、敷地および建物内部のレイアウトについて紹介します。
校舎の5大特長
その1 進学重視型単位制カリキュラムに対応する講義室の充実
普通科は、宮城県屈指の進学重視の単位制高校として国公立を中心とする4年生大学進学を目指し、少人数授業や習熟度別授業に対応できる講義室の充実を図ります。大講義室が2つ、中講義室が1つ、講義室が8つ、社会科教室、理科教室など計14あります。中でも1階の中講義室は冷暖房完備であり、年中快適に学習に集中することができます。
その2 学習環境の充実
普通教室棟の各階に、自習スペースとしてパーティションで囲われたスペースと、開放的なスペースの両方を確保することで、自学自習を基本とするさまざまな生徒のニーズに対応します。また、職員室や各教科の教材室の前には質問コーナーが設けられ、学習相談などにも対応しやすい環境があります。
その3 看護教育の充実
看護に関する専門科目の学習や実習活動を円滑に行うために、各種実習室や医療器具標本室の機能的な配置と設備の充実を図るとともに、看護師国家試験合格を目指す専攻科生のために、ゼミ室や図書室など学習環境を整備します。
その4 伝統の継承と地域社会との連携
1階にホールと校史資料室を設け、両校の貴重な資料等を展示することで歴史と伝統を継承するとともに、統合校の新しい歴史を刻んでいく場とします。また、地域に密着した学校として図書館やPC室を1階に設置することで地域開放に備えます。
その5 地域環境への配慮
東側民間住宅地において懸念される圧迫感等に配慮し、看護科棟は3階建てとしています。また、南側大型店舗との景観上の違和感や西側国道から受ける騒音の影響を最小限にとどめ、遠景の蔵王や近景の白石城など、地域環境との調和を最大限に図るよう計画しています 。
校舎平面図