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カテゴリ:探究

ホワイトクリスマスマーケットに多くのゼミ班参加 大盛況でした!

 12月7日・8日の二日間、白石駅前のすまiる広場でホワイトクリスマスマーケットが開催されました。本校の課 題研究ゼミ班が数多く参加し、企業と協働で販売やイベント開催を行ったり、手作りアクセサリーの販売を行ったりしました。寒気が流れ込み、寒い土日となりましたが、課外や部活動帰りの生徒や子どもを連れた家族連れが多く来場

し、クリスマスマーケットは大盛況でした。

 実行委員の皆様には、参加させていただいただけでなく、いたらない点も多かった生徒たちを温かく見守っていただき本当にありがとうございました。

 

<梅花藻から始まる町おこし班>

 白石の梅花藻保全と周知活動に取り組んでいる梅花藻チームは、梅花藻アクセサリーの販売と周知活動としてチラシの配布やパネル展示を行いました。みなさん足を止めて梅花藻アクセサリーを手に取って見ていただき、多くの方が梅花藻保全活動を応援してくれました。また、子ども向けに「クレーンゲーム」「輪投げ」コーナーを併設し、多くの子供たちで賑わいました。今後も貴重な梅花藻を守る活動に取り組んでいきたいと思います。

 

<仙南の海洋ごみ問題班>

 災害・環境系ゼミからは仙南の海洋ごみ問題について研究しているチームが参加しました。こちらのチームは、海で拾ったプラスチックごみをリサイクルして万華鏡を作るワークショップを開設し、参加して下さった方に仙南の海岸の様子や自分たちが行っている『拾い箱』(漂流ごみ用ごみ箱)の設置活動について説明しました。生徒たちは、河川上流から流れてきたごみを亘理町の皆さんが清掃してくださっていること、農業に由来するゴミが非常に多く流れ着いていること、砂に紛れて見つけられないほどの小さなプラゴミが海岸に無数にあったことなど、自分たちが調査中に感じた驚きを分かりやすくまとめたチラシを配布し来場者に懸命に伝えました。

 

<花で白石を活性化!班>

 梅花藻チームとの協働で、梅花藻アクセサリーの販売と梅花藻のPR活動を行いました。梅花藻アクセサリーを手に取って見ていただき、声を掛けていただくなど多くの方に関心をもっていただけていたようです。

 

<廃校利用班> 

 廃校利用で白石を盛り上げる活動に取り組んでいるチームは東北芸術工科大学の学生と一緒に販売スタッフとして参加しました。今回は学生のお手伝いだったこともあり、企画や準備には取り組んでいないものの、当日の接客や宣伝業務に力をいれました。白石の企業を深く知れたこと、お客様の優しさにふれたことを活かして、次回以降の企画立案に役立てていきたいと思います。

 

<どんどん!じゃんじゃん!わんこ温麺班>

 株式会社きちみ製麺様の全面的なご協力の下、わんこ温麺大会を開催することができました。寒い中でしたが、準備から片付けまで積極的に取り組むことができました。今後は、大会を通して白石温麺の魅力をもっと発信できるような工夫を考えていきたいです。

 

<0円食堂班>

 竹鶏ファーム様、太子食品様、mokka〜木華〜様、東天閣様にご理解とご協力をいただき、規格外食材を使ったたまごスープを調理・販売しました。併せて、各企業の取り組み等を知っていただくために、Instagramフォロワー数を計100人増やすという目標も立てて、SNS等を活用しながら広報活動に力を注ぎました。当日は沢山の方にたまごスープをご購入いただき、計150杯を売り上げました(Instagramのフォロワー数も目標を達成しました)。今後も規格外食材について沢山の方に興味を持っていただけるよう、活動を進めていきたいと思います。

 

<米粉スイーツでササニシキを広める!班>

 おもしろいし市場、平井菓子店様に全面的にご協力をいただき、クリスマスマーケットで米粉スイーツの販売を行いました。米粉を用いたお菓子のおいしさを知っていただくまたとない機会をいただきました。更に発信を続けていきたいと思います。

 

カフェルナ ✕ 宮農高校イチゴ  贈呈式行われました!

 12月5日(木)、課題研究で駅前の活性化に取り組む「駅前カフェ」班が、今年も白石市移住交流サポートセンター109-one(トークワン)の1階をお借りして「カフェルナ」をオープンしました。

 今年は、株式会社日専連の大沼さんのご協力で宮城県農業高校とのコラボが実現し、宮農イチゴを提供していただくこととになりました。カフェのオープン前に贈呈式が行われ、宮農生からイチゴの紹介をしていただきました。本校からは昨年の取り組みと今年の活動方針を紹介し、いただいたイチゴでスムージーの試飲会も行いました。

 事前にPRしたこともあり、おいしい宮農イチゴを使ったカフェメニューを求めて、夕方からのオープン前には行列ができました。是非多くの方に「宮農イチゴのスムージー」と「宮農イチゴのパフェ」を食べていただきたいです。

 

<開店日>

 12月5日(木)・12日(木)・19日(木)・1月9日(木)・23日(木)・30日(木)

  2月3日(月)・20日(木)

<開店時間>

 17:00 ~ 18:30

 

STEP開催のお知らせ

 12月26日(木)から12月27日(金)にかけて、STEPを開催します。これは白石高校の「総合的な探究の時間」の活動の一環であり、白石高校生が、市内の小中学生の勉強のサポートをしようという活動です。毎年夏季休業期間中と冬季休業期間中に実施しており、冬季休業期間中のSTEPでは白石高校生による、小学4年生から中学2年生の算数・数学と英語の授業も行います。市内の小中学生の学習意欲・学力を向上させるべく、白石高校生が工夫を凝らした授業を行いますので、皆様是非ともご参加ください。

 お申し込みはこちらからどうぞ。

本校課題研究班が、ホワイトクリスマスマーケットに参加します!

 12月7日(土)と12月8日(日)の2日間にかけて、白石市・すまiる広場にて開催される「ホワイトクリスマスマーケット」に、本校課題研究班が参加します。例年開催されているこの催しでは、ナポリタンやクリスマスチキンなどの出店だけではなく、アーティストによるコンサートや、フォトスポットコーナーも開かれ、大きな盛り上がりを見せています。

 今年、本校からは「チーム梅花藻」や「米粉スイーツ」班だけではなく、「海ごみ問題」班や「廃校利用」班など、沢山の班が参加します。是非足をお運びいただき、白石高校生の活動の一端に触れてみてください。

課題研究中間発表会を開催しました

 10月1日(火)の6~7校時、課題研究中間発表会を行いました。校外からも55名の方々が、生徒たちの発表を聞くために足を運んでくださいました。

 2年生は7月の構想発表会で1度発表しているため、今回の発表では特に、夏休み以降の活動内容についての発表が主となりました。これまでの探究活動の振り返りとこれからの展望をいきいきと発表し、決意を新たに課題研究へ取り組もうとする意気込みを感じました。

また、今回は1年生の生徒たちも発表を行いました。内容は、6月26日(水)に実施した自己探究フィールドワークで大学・企業を訪問し、伺ってきたお話についてです。訪問先の方の「大切にしている言葉」「興味をもっていること」「価値観」「問題意識」「過去の経験」「性格」「社会で担っている役割」「行っている活動・行動」についてのお話をまとめ、「課題研究でこんな課題を持っている人はこの方にお会いするのがオススメ!」と聴講者に向けてプレゼンしました。課題研究をより充実したものにするためには、校外の方々の協力が必要です。聴講した2年生にとっても白石高校の課題研究に協力してくださる皆さんのことを知る有意義な発表となりました。

課題研究では自分の興味関心に基づいて課題を設定し、その解決のために行動していきます。課題を発見し解決する能力を身につけて自分の将来を切り開く力を磨くことができるよう、教職員も全力でサポートしていきたいと思います。

【課題研究】いぎなり白石フェスに参加しました

 8月24日(土)、9月28日(土)~29日(日)に白石駅前のすまiる広場(すまいるひろば)で「いぎなり白石フェス」が開催されました(主催:いぎなり白石フェス実行委員会)。本校も課題研究のアグリゼミ、ツーリズムゼミ、環境系ゼミで活動している生徒たちが模擬店やステージイベントを行いました。

 

8月のフェスでは、アグリゼミから白石の名産品を広めるべく「わんこ温麺大会」の企画チームが参加しました。

今回は、地域企業・個人あわせて12組の皆様より協賛金をいただき、やまぶき亭様に温麺の提供をご協力いただきました。実行委員会長にアドバイスをいただきながらシミュレーションを行い、大会実施に辿り着きました。高校生の元気な司会と参加者の食べっぷりに会場も大いに盛り上がりました。

9月のフェスでは、環境系ゼミの「梅花藻町興しチーム」とツーリズムゼミの「廃校利用チーム」は日替わりで縁日コーナーを運営しました。

今回は子どもたちに興味を持ってもらうことを目的に、梅花藻町興しチームが自作した「梅花藻輪投げ」や「梅花藻パンフレット」、「梅花藻姫塗り絵」を利用して、白石市の沢端川に生えている『梅花藻』という水草のPR活動を行いました。

子どもから大人まで幅広い年代の方に挑戦していただき、何度も繰り返し参加する姿も見られました。

 

このイベントを通して、改めて地域のつながりの深さを感じることができました。自分たちが関わっているこの地域社会を、若い力でより良い場所にすべく、今後も様々な活動を通して地域に貢献していきたいと思います。

 

いぎなり白石フェス実行委員会の皆様、研究に協力してくださっている皆様に感謝いたします。

 

 次は12月7日、8日のクリスマスマーケットに多くのゼミが参加する予定です。

 わんこうーめん大会も開催予定ですので、どうぞ白石へ足をお運びください。

仙台南高校の課題研究発表会に参加してきました

 5月24日(金)に仙台南高等学校で課題研究発表会が行われ、白石高校の代表として「チーム梅花藻」が参加してきました。本校だけでなく宮城一高も参加していて、南高校の代表班と一緒に口頭発表を行いました。

 白石市の梅花藻を守るため、行政や市民団体の前でプレゼンを行ったり色々なイベントに参加したりして啓発活動に取り組み、白石市で今年行われる催しやお祭りのテーマが「梅花藻」に決まったことへの喜びを伝えました。

 講評では、「皆さんの研究が行政を動かし、梅花藻が観光資源として認められたことはすごいことです。今後も頑張ってください。」とのお言葉をいただきました。

 南高校の発表もとても素晴らしく、本校とはまた違った視点で課題を設定していて勉強になりました。今後の課題研究に活かしていきたいと思います。

 

探究講演会を行いました!

 4月23日(火)の5時間目、総合的な探究の時間に、探究講演会が行われました。今回の講演会では、株式会社深松組代表取締役社長の深松努様をお招きし、東日本大震災に関連したご自身の活動内容のお話や、アクアイグニス仙台の建設に関するお話など、たくさんのお話を頂戴しました。生徒たちはもちろん、教職員も皆深松様のお話に魅入られ、真剣な眼差しで話に聞き入っていました。最後には深松様より、「今の世の中には『ミスをするな』という風潮があるが、それではチャレンジしたいという精神がそがれてしまう。全てにおいて成功をおさめてきた人間などは見たことがない。これからの世の中では今までに経験したことのないこと、はじめて経験することにばかり直面することになる。そんなとき、ミスを恐れずにチャレンジする精神を忘れないで欲しい」という、力強いメッセージを頂戴しました。

 1年生も2年生も、これから課題研究に取り組むことになります。そこでは、世の中の困りごとを解決することを目標に活動する班も出てきます。是非今日のお話を胸に刻み、ミスを恐れずに挑戦していってほしいと思います。 

課題研究オリエンテーションが行われました!

 4月16日(火)の7時間目、課題研究オリエンテーションが行われました。1年生はアリーナで、2年生は新設された第二屋内運動場で実施され、それぞれ課題研究についての説明を受けました。

 

〈1年生の様子〉

 1年生の課題研究オリエンテーションでは、企画研究部副部長から、白石高校の課題研究についての説明がありました。1年生の中には、「高校生が社会に貢献するなどということはできない」と思っていた生徒もいたことと思います。しかし、高校生だからこそできる社会貢献もあるということが、今日の説明で伝わったのではないでしょうか。今回のオリエンテーションでは、全国高校生マイプロジェクトアワード2023の全国サミットで、「All Star Team 全国優秀賞」を受賞した、科学研究部生物班梅花藻チームの発表の様子も視聴しました。自分の興味関心をフル稼働させて、課題研究に取り組んで欲しいと思います。

 

〈2年生の様子〉

 2年生でも、課題研究オリエンテーションが行われました。2年生は年度の始めから、各ゼミに分かれての本格的な課題研究に取り組みます。オリエンテーション直後には早速、どのゼミに所属するかの希望調査が行われました。昨年度取り組んだ研究テーマに引き続き取り組むという生徒も、新たなテーマにチャレンジしたいという生徒もいると思います。充実した課題研究を行い、素晴らしい成果を発表してもらいたいと思います。

【課題研究】河北新報に「仙南の海洋ごみ問題研究チーム」の活動が掲載されました。

2023年11月8日、2024年2月19日の河北新報で本校課題研究Ⅲ群(自然科学群)環境系ゼミ「仙南の海洋ごみ問題」研究チームの活動が紹介されました。

 3年前に発足したこの研究チームは、仙南の海岸のごみ問題について様々な角度から研究を続けてきました。

今年度は2年生5人、1年生7人が先輩からの研究を引き継ぎ、ますます活発に活動しています。

今回の記事は亘理町の荒浜海岸に「拾い箱」と呼ばれる漂着ごみ用のごみ箱設置に取り組む様子を取り上げたものです。

 生徒たちは、今回の経験を糧に更に多くの発表の機会を見つけ、仙南地域のごみ問題解決の糸口を提示できるよう、頑張りたいと話していました。

 

(河北新報(2023.11.08) より抜粋 ) 

(河北新報(2024.02.19) より抜粋 河北新報社提供)

仙南の海洋ごみ問題研究チームは笹川平和財団の海洋教育パイオニアスクールプログラムの支援を受けています。