DF(ディレクトフォース)講演会
7月23日(火)の13時頃、1~3年次希望者約100名を対象に、SDGsの目標に関連した1時間の講演を2回行っていただくDF講演会がありました。講師には、JLTホールディングス・ジャパン(株)顧問の山田氏、元 東レインターナショナル常務取締役の水口氏、セントルイス大学名誉教授の野口氏、元 東レ・デュポン(株)役員の盤若氏にお越し頂きました。
各教室に分かれてご講演頂き、山田氏からは「グローバル化の光と影」というテーマで、グローバル化による良き点や弊害について、トランプ政権の話を交えながらお話し頂きました。さらに、クロマグロの養殖と海洋資源についてお話し頂きました。
水口氏からは「グローバル化する社会と世界の飢餓」というテーマで、WFPや世界の飢餓について、映像を使いながらお話し頂きました。
野口氏からは「診療等を通じてグローバル社会で必要とされる心構え」というテーマで、未熟児の生存率から医療の進歩の話や、世界の国々と日本を比較して日本の医療技術の高さをお話し頂きました。また、小児科での経験を活かしたお話も頂きました。
盤若氏からは「多文化共生社会で活躍する上での心構え」というテーマで、アジアでの児童労働の改善や現状、インドネシアでの腐敗認識指数(国家の汚職などがあるかどうかの指数、0が最も腐敗している)をあげる運動などについてお話し頂きました。
全体を通して、自分たちはこれから“どう生きていくか”“どう社会に貢献していくか”“どこで働き、誰と働くか”等考えさせられる内容ばかりでした。また、各講演はSDGsの各トピックに関連し、その話をご自身の経験を踏まえわかりやすくお話頂きました。生徒たちは、二度と聞けないような貴重な話ばかりで目を輝かせ、引き込まれるように聴いていました。今後の課題研究や、今後の人生で本日の講演内容を活かしてほしいと思います。