白高ブログ

白高生の生活を紹介

プラスチックゴミ問題についてラジオ番組で発信しました

11月29日(日)、本校課題研究Ⅳ群(自然科学群)循環型社会ゼミ4班が、亘理町のラジオ局である「FMあおぞら」のラジオ番組「週末なび」に出演しました。

(*12月29日(火)14:00~再放送決定)

 

こちらの班は、春から始まった課題研究においてプラスチックゴミ問題に興味を持ち、学校の近くの河川上流から河口部の亘理町の海岸まで、ゴミが集まっていく様子を丁寧に調べてきました。

 

今回は、調査の際にお世話になった仙台市の環境系学生団体「海辺のたからもの」の代表の方にご紹介いただき、株式会社エフエムわたり様より出演依頼をいただいての参加でした。

 

番組はパーソナリティの吉田圭さんとの対話形式で、白石高校の「総合的な探究の時間」の授業の中で国連が掲げる「持続可能な開発目標(SDG‘s)」をテーマとして行っている課題研究についてや、自分たちが行っている「阿武隈川水系のプラスチックごみ問題」の研究についてなど、約一時間もの間お話しさせていただきました。

 

 生徒たちは、今回の経験を糧に更に多くの発表の機会を見つけ、仙南地域のごみ問題解決の糸口を提示できるよう、頑張りたいと話していました。

 

FMあおぞらの皆様、環境系学生団体「海辺のたからもの」の皆様、本当にありがとうございました。

エイサー発表会(1年次)

本校では体育科と音楽科が合同で、1年生を対象にエイサー(沖縄の伝統芸能)の授業を実施しています。10月から「ゆいまーる宮城エイサーの会」の武田夏子先生によるご指導いただき、12月には全クラス一同に会しての発表会を開催する予定でした。

本来は、頭にサージ(モス布)を巻き、数人がウフデークー(大太鼓)、残り全員がパーランクー (片張り小太鼓)をもって踊り、それを別のクラスの「音楽」授業の選択者が歌と三線などで伴奏するという内容です。しかし今年度はコロナ禍により、演奏無し、クラスごと動画で撮影、それを共有するという取り組みに変更しました。

伴奏がなく全体発表会の形はとれませんでしたが、クラスごとに踊りのフォーメーションや入退場の仕方、決めポーズなど、オリジナリティー溢れる演技表現は見ているものを感動させてくれました。この授業を通して培った異文化理解、クラスの団結力を今後の学校生活でも活かして欲しいと思います。

2020 みちのくまるごと収穫祭 ポスター展示

11月3日(祝)に仙台市勾当台公園にて開催された「2020みちのくまるごと収穫祭in仙台」の特設ブースに本校課題研究Ⅳ群(自然科学群)循環型社会ゼミ4班のポスターを展示していただきました。

 

こちらの班は、春から始まった課題研究においてプラスチックゴミ問題に興味を持ち、学校の近くの河川上流から河口部の海岸まで、ゴミが集まっていく様子を丁寧に調べてきました。亘理町の海岸での調査には、仙台市の環境系学生団体「海辺のたからもの」の代表の方に同行し多くのことを学ばせていただきました。

 

今回は、調査の際にお世話になった海辺のたからものの皆様よりご提案いただき、「第40回 全国豊かな海づくり大会宮城実行委員会」のブースにてポスターの展示と発表を行いました。

 

発表した生徒は、河川上流から流れてきたごみを亘理町の皆さんが清掃してくださっていること、農業に由来するゴミが非常に多く流れ着いていること、砂に紛れて見つけられないほどの小さなプラゴミたちが海岸中にあったことなど、自分たちが調査中に感じた驚きを来場者に懸命に伝えました。

 

環境系学生団体「海辺のたからもの」の皆様、全国豊かな海づくり大会宮城実行委員の皆様、

公益財団法人 みやぎ・環境とくらし・ネットワークの皆様、研究活動へのご支援、本当にありがとうございました。

学校を再開しました

以下に2つの文書を掲載いたします。

学校再開にあたっての校長講話全文(pdf

新型コロナウイルス感染症予防保健指導の内容について(pdf)

本日は登校時の街頭指導、1時間目のLHRで校長先生による講話、各担任による感染症予防保健指導内容の確認、コロナに関するアンケートなどを行った後、授業を3時間行い、放課となりました。

宮城県白石高等学校連絡(コロナ発生による休業の解除について)

 11月19日(木),新型コロナウイルス陽性者(生徒1名)の判明に伴うPCR検査については,保健所より検査対象者の居住地に基づく検査場所の指定がなされたことから,全ての検査対象者の結果判明が本日(11月25日)までに及びました。最終的には報道にもありましたように,本日陽性が判明した1名を加えた計6名(生徒5名,教職員1名)が陽性と判明したことでクラスターと発表されましたが,陽性者6名は11月20日(金)以降学校には立ち寄っていないことや,11月21日(土)から22日(日)にかけて業者による消毒作業が完了していること,保健所から陽性者に対する詳細な聞き取りにより検査の必要な人物は特定されPCR検査は完了していることから,保健所からこの陽性者6名に関連した検査は全て完了し,今後感染の恐れがなくなったと判断されました。それを受け,県教育委員会より,明日26日(木)から学校を再開する旨の指示がありました。

 学校再開にあたっては,より高度な感染防止対策を講じるために本日午後保健所より保健指導を受け,消毒薬の設置数を増やす,換気の係を明確にするなど、校内対策のハード・ソフト両面での強化を図りました。更に,明日の1校時はLHRの時間とし,全校生徒で意識を高めるべく,今後の家庭生活を含めた感染防止対策の重要事項について再確認いたします。

 安全・安心な学校生活のため,職員一同生徒の皆さんをサポートして参ります。今後不安等がある場合は是非ご相談ください。

 生徒の皆さんは登下校時を含めてマスク非着用の状態での会話を厳に慎むなど,「感染しない・させない」意識の徹底をお願いします。

 なお,Ciassiでの体温等の報告を義務づけられている生徒の次回登校日については,別途連絡いたします。

 

明日以降の日程

【普通科・看護科】

 11月26日(木)午前授業(LHR,木の5,木の6,木の7)

 11月27日(金)通常授業(金の1234567)

 11月30日(月)~12月3日(後期中間考査)

 

【専攻科】

 11月26日(木)自宅学習日

 11月27日(金)自宅学習日

 11月30日(月)通常授業

課題研究中間発表会

10月26日(月)の5~7校時,1,2年生による、課題研究中間発表会が行われました。課題研究は1,2年生が縦割りで地方創生群、人文科学群、社会科学群、自然科学群の4群計17ゼミに分かれて行っています。発表会のため、これまで研究してきた内容をGoogleスライドでクラウド共有してポスターを作成、iPadを用いて各教室のプロジェクター等に投影し、質疑応答含め約10分間の発表を各教室に分かれ行いました。今年はコロナにより大幅に研究計画が遅れたものの、既に研究を経験している2年生を中心に熱心に取り組んでいました。

当日には、東北大学より劉庭秀先生、及川勝成先生、宮城教育大学より小林恭士先生、福島大学より新藤洋一先生、尚絅学院大学より渡邊千恵子先生、宇都宮大学より塚原直樹先生、自治医科大学より阿部朋行先生をお招きし、さらに四者連携協定を結ぶ白石市、東北財務局、宮城県中小企業家同友会ほか計37名の講師の方々に来校いただき、ご助言をいただきました。

1月末には、課題研究全体発表会があります。生徒の皆さんは中間発表での反省を活かし、研究を深めつつ研究活動に専念してください。

なお、当日発表された研究テーマ一覧(pdf)を掲載します。

3年次SC1集会

SC1とはShiroishi Challenge Oneselfの略称であり、白石高校にあって難関大学等を志す生徒たちの有志の集まりです。

3年生SC1チーム約30名はコロナ禍のなか授業の遅れを取り返し、常に向上しようと必死に勉学に励んでいます。10月は模擬試験も最終盤であり、志望校を選ぶ際の判定にも利用される成績となるため、大切な時期です。今日は進路部長、学年主任、学年進路担当の先生方が入試制度の確認、取り組み方法、意識の保ち方など、熱く語り励ましていました。

SC1だけでなく、3年生にとって本当に大切な時期です。各自の進路目標達成へ向け、コロナに負けずに頑張って下さい。

吹奏楽部オータムコンサート

 

11月7日(土)、本校吹奏楽部のオータムコンサートが白石市ホワイトキューブにて行われました。コロナ禍ではありますが、可能な限りの対策をとりながらの実施でした。

3年生が引退し、新体制となった吹奏楽部が挑む初のコンサートです。その初回公演を拝聴しましたが、吹奏楽部の伝統を引き継ぎ、演奏できることの喜びや感謝の思いがこもった心に響く音色と、観客を楽しませるために途切れることのない工夫された演出には、ただただ「ブラボー!!」という感想でした。観客席には、保護者や同級生、佐藤校長先生、小野教頭先生をはじめ、多くの先生方、白石高校同窓生など、本当に多くの方が演奏を楽しまれ、アンコールが終わっても割れんばかりの拍手で一杯のコンサートでした。吹奏楽部の皆さん、お疲れ様でした。次回コンサートも楽しみにしています。

なお、開催に先立って吹奏楽部の生演奏で書道部とのコラボパフォーマンスから始まったようです。書道部の皆さんも見事なお手前で会場を沸かせてくれました。

第2回白高ササフェス開催!

11月14日(土)、白石市おもしろいし市場にて第2回白高ササフェスが開催されました。

白石高校課題研究地方創生群ライフゼミの2班を中心に、昨年に引き続き、白高生も稲刈りに加わった白石市産ササニシキの販売と、「白高肉飯」の販売や「米粉ジェラート」「米粉クレープ」など白高生とのコラボ新メニューが当日限定で販売されました。それに加えて地方創生ツーリズム班による白石和紙「蔵富人」とのコラボアクセサリーの販売とSNSを利用したイベントの宣伝活動、自然科学群循環社会ゼミによる廃棄されたプラスチックを利用したアクセサリーの販売、社会科学群貧困ゼミからフェアトレードチョコの試食、本校科学研究部生物班によるウーパールーパーの販売など、課題研究フィールドワークの一環として多くのゼミが関わって会場を賑わせました。当日は校長先生をはじめ、多くの先生方や同級生、保護者の方にも来場いただきました。ササニシキコラボメニューだけでなく、他ゼミの出品もほぼ完売であり、本当に多くの知見を得ることができる良い機会となりました。お世話になりました白石市農林課さんやおもしろいし市場さん、みのりキッチンさん、本当にありがとうございました。

山岳部新人戦優勝

令和2年度山岳部県新人大会は、10月9日~10日に開催されました。

9日、日帰りで泉ヶ岳(水神コース登山口~泉ヶ岳~三叉路~水神~水神コース登山口)を登山し、10日は山岳に関わるテスト等に仙台第一高等学校で挑みました。コロナ禍のなか、通常とは異なる実施内容でしたが、見事に本校男子山岳部が優勝しました。

今日はその優勝旗を持ち、校長室へ優勝の凱旋報告をしてくれました。山岳部の皆さん、おめでとうございます。

第73回生徒理科研究発表会

 

11月10日(火)に,東北大学工学部サイエンスキャンパスホールにて第73回生徒理科研究発表会が行われました。発表題目数は物理15題,化学37題,生物36題,地学25題で,うち本校科学研究部は生物班が3題,化学班は1題の出展でした。

 

化学班は今年度6月に入部したメンバーのみでの発表でしたが,三年生から引き継いだテーマを熱心に探究し,堂々とした発表ができました。発表会直後から来年度に向けて新しい実験のテーマや手法を考え始めるなど,次へのやる気を与えてくれる経験となったようです。

 

生物班は、昨年度の理科研究発表会直後からスタートした研究で、部員たちが自粛期間中も実験や調査、観察を繰り返し,データを集めたものでした。

特に「穀物害虫(ミルワーム)によるプラスチックゴミの分解」は、昨今の脱プラスチックの流れもあって審査員の注目を集め,「部会長賞」(県3位)をいただきました。発表会直前まで、一般社団法人みのり様の「みのりラボ」に通わせていただき、器具をお借りして行った実験が評価の決め手となったようです。みのりラボの皆様には遅い時間まで本校の研究にお付き合いいただきました。様々なアイディアを貸与くださったみのりラボの皆様、本当にありがとうございました。

 

コロナウイルス感染拡大防止の観点から、他校の発表を見ることはかないませんでしたが、今回の参加を通して,本校科学研究部生徒はより一層科学への興味が深まったように感じました。

 

【化学】

「鉄を含むクリスタルガラスの色調とナトリウムイオン量の関係」 優秀賞                                                                                                                                                             

【生物】                                                                                

・「穀物害虫(ミルワーム)によるプラスチックゴミの分解」 部会長賞                       

・「グルタミン酸によるトマトの糖度の変化」 優秀賞                                                                

・「白石市における梅花藻の生育環境調査と人工繁殖法の検討」 優秀賞

 

後期生徒総会が開かれました

10月7日(水)7校時,全校生徒がアリーナに集合し,後期の生徒会総会が開かれました。いよいよ2年生の新生徒会長に3年生の旧生徒会長からバトンタッチです。コロナ対策により校歌傾聴によって始まった総会は,新会長の挨拶,旧会長による事業報告,新生徒会役員や応援団の紹介,新生徒会の活動方針についての報告などが行われました。

1,2年生中心の新生徒会と応援団,各種委員会のみなさんは,コロナ禍にあっても前向きに工夫し,これまでの伝統をもとに新たな白高を築いていって下さい。

防災訓練

 

 10月27日(火)の7校時に全校生徒、全職員を対象に防災訓練が行われました。地震が起き、食堂で火災が起きた場合を想定したものです。生徒たちは、迅速かつ静かに移動していました。

 白石消防署の方に避難訓練の講評をいただき、その後代表生徒と教員による水消化器訓練を行いました。生徒たちの心がけが大事です。いざという時は本日のことを思い出しましょう。

エイサー講習会

10月1日(木),本校アリーナから沖縄の三線と太鼓の音,独特のかけ声が響く,「エイサー」講習会がありました。

新白石高校では学校創設以来,1年次280名を対象に,10月~12月の約2ヶ月間にわたって保健体育科と音楽科が合同で,沖縄の伝統芸能であるエイサーを授業に取り入れています。保健体育では必修のダンス分野を担当し,音楽Ⅰでは,沖縄の伝統楽器である三線の演奏や歌の演奏を担当しています。その発表会は12月 2日(水)の午後に行う予定です。

今日はエイサー授業の初日,武田 夏子先生(ミュージック&カルチャースタジオ ハーモニーフォレスト主宰,ゆいまーる宮城エイサー会代表)をお招きして,エイサーのお手本と実技指導が行われました。コロナ禍ですので,様々な感染症対策を行いながら,発表会へ向けて練習を行います。今年度赴任した体育の先生もいっしょに学んでいます。

交通安全講話

9月30日(水),今日のLHRは全校生による交通安全教室でした。

今年度は白石警察署より交通安全に関するDVDお借りし,それを基に生徒指導部の先生による授業の形で行いました。本校生も利用する自転車,その事故が起きたときの責任の重大さを理解し,秋が深まるなかで朝夕の事故も増えることを学びました。先生が質問すると,それにしっかり受け答えてくれる白高生。今後も事故無く過ごしてくれると感じさせてくれました。

なお,全校生徒がアリーナ(体育館)に全員集合したのは,今年度初めてのことでした。

課題研究フィールドワーク(FW) 白石産ササニシキ稲刈り

9月16日(水),本校課題研究Ⅰ群地方創生ライフゼミの11名が,白石産ササニシキの稲刈りを行いました。

白石市では有志の農家や農林課を中心として白石産ササニシキ復活プロジェクト「畦かえる」(https://aze-kaeru.com/)を行っています。それに貢献しようと,昨年は「白高ササフェス」と銘打って白石おもしろいし市場でイベントを開催しました。今年度も何とかイベントを実施しようとしています。

課題研究のフィールドワークの一環として,今年度も稲刈りと天日干しを行うための一本掛け作業を手伝いました。昨年も体験した2年生は手慣れたもので,初めての1年生も一生懸命でした。この模様はTVニュースで紹介され,白石市広報の10月号の表紙を飾りました。

※白石市広報10月号(https://www.city.shiroishi.miyagi.jp/site/magazine/18364.html

2年次普通科進路講演会を行いました

 

10月5日(月),2年次普通科の進路講演会を実施しました。

 

進学希望生徒には河合塾の木村健治様から「新入試(共通テスト)と高校2年生からの受験勉強について」、就職公務員希望生徒には仙台大原簿記情報公務員専門学校の佐藤弘章様から「公務員の仕事と試験について」をテーマにご講演いただきました。

 

2年次生徒は、皆緊張した面持ちで真剣に話しに耳を傾けていました。希望進路の実現に向けて、計画的に行動することが合格への近道です。頑張っていきましょう。

 

ご講演頂きました、木村様、佐藤様、ありがとうございました。

美術部 第61回仙南高等学校美術展の結果

10月1日~3日、白石市中央公民館にて「第61回仙南高等学校美術展」が開催されました。

本校美術部からは20名が出品し、仙南美育会長賞(大賞)1名、優秀賞5名、奨励賞5名の計11名が受賞しました。(総出品数126点。入賞数38点。) 大賞を受賞した3年次のM・Nさんは2年連続の大賞で、風景の写実力を高く評価されました。(写真左上の作品)

今年は、コロナウィルス感染拡大防止の観点から、受付で検温・連絡先の記入を行ってからの入場としました。また、美術教員の個別講評もなくし、代わりに出品生徒が作品感想カードを記入する企画が行われました。会場まで足をお運びいただいた皆様、ありがとうございました。

課題研究班長会議

10月1日(木)に課題研究の班長会議がありました。

本校の課題研究は地方創生やSDGsをテーマに1・2年生が縦割り班の合同で,17ゼミ80班あまりに分かれて行っています。その班長さんが今年度初めて一堂に会しました。

担当の田畑先生を中心に,今月の26日(月)に行われる中間発表会の概要や今年度の変更点,発表において注意すべきことなどが説明され,質疑応答も行われました。中間発表会では例年1,2年生のフロアを開放して自由に移動しながらポスター発表を行っていましたが,今年はコロナ感染予防対策のため,ゼミごとに着席して順番に発表する形態を取ります。

コロナ禍により大幅な予定変更もありましたが,今高校生に出来ることをそれぞれが考えて課題研究に取り組んでいます。